岩手|実は私には弟がいました!な岩手ふたり旅 | サオタビ!!

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「クリスマスやら忘年会やらで世間がワタワタしているこの年の瀬のタイミングで、新しく水泳を始めた私だよ」

 

 

どうも、メレブ風に言ってみました。

今期の勇者ヨシヒコのパロディ、すごかったですね。個人的には第5話『ダシュウ村』の回がもう・・・

TV局パロディ満載な上にフジテレビを『死んでいる』とディスるとか、さすがテレ東。

見てない方はお正月暇でしょうから動画見てみるといいよ。

 

 

あ、そうそう。水泳を始めたんですよ。

高校で部活を引退してから一切運動をしていなかったわたくし。

12月に入ってから突然「めっちゃ泳ぎたい!」という衝動に駆られ、水着を購入。

 

 

 

こんな感じの半袖で上下セパレートのタイプ。

水着とスイムキャップがセットで2980円だから安い。

安いくせに意外と生地がしっかりしてます。こりゃいいわ。

 

 

そんなこんなで朝9時から区民プールデビューしてきました。

そこはジムではなく区民プール。1時間200円。安い。

(ジムに入会してもどうせ通わなくなり無駄金になるのが目に見えているのでジム系には一切入らない派)

この30代の肉体に水泳がどのような変化をもたらしてくれるのか。乞うご期待。

 

 

 

 

 

 

さて。では本日から岩手旅の記事です。

タイトルにもあるように、実はわたくしには弟がいます。

いや、生き別れた弟とかそうゆう設定ではなくて、わたくしより4歳年下の弟が普通に存在しているんですよ。

 

 

このブログだと姉は度々登場しているのですが弟は一切出てきませんでした。

どうしても幼少時代から姉との距離(精神的にも年齢的にも)が近かった為、姉の家へは今でも遊びに行きますが、弟とはあまり遊んだことがなく身内ではありますが弟の生態が不明なのであります。

お盆と正月に実家に帰った時の夕方~夜中にかけて顔を合わせ、ご飯を食べてテレビを一緒に見る程度の仲だったので、弟の趣味嗜好が全く不明なのであります!

 

 

そんな弟、今年1年間は復興支援の為に岩手県の大槌町に出向しておりまして。

「ちょうどいいや」

「岩手観光しつつ、これを機に弟との親睦を深めよう」

と思い付いた32歳SAORI。

 

 

ぶっちゃけ、血の繋がりのないメンズとふたりきりで旅行するより緊張します。

 

 

弟を失望させぬよう、姉、頑張ります!

(念の為言っておきますが、うちは比較的真面目な一家です。大幅に人生を脱線したのはわたくしだけです)

 

 

 

 

 

 11月22日 (火)

 

 

仕事を午前中で切り上げ、新幹線で新花巻へ。

まずこの日は弟の住む大槌町へ向かう為、新花巻駅で釜石線へ乗り換えます。

 

 

 

釜石線は新花巻駅を出て左(西口出口)方面へ進みます。

一気にローカル感出てきました。いいねいいね。

 

 

 

 

暗い。そして誰もいない。

 

 

 

 

あえて撮ったままの写真出しますが、フラッシュたいてもこんなに暗い。

可愛い看板だな。岩手は全体的に宮沢賢治推しですが、残念ながらわたくし読んだことないんだよね、賢治。

 

さて、この釜石線で終点の釜石駅まで行きます。

釜石から大槌はJR山田線が走っておりましたが、東日本大震災で被災して以来不通となっております。ですので釜石駅からは弟の車です。

 

 

 

 

 

久々に会った弟。仕事終わりに釜石まで迎えに来てくれました。

『さおちゃん、久しぶり!』

『来る途中、なんにもなかったでしょ?』

「うん、そうね、何もなかった」

 

電車の窓から外を眺めていたけれど、真っ暗で何も見えなかった。

 

「何もないからきっと晴れていれば星が綺麗だね」

「たまにはこうゆうのがいいよ」

 

 

 

大槌に向かいつつ、弟が大槌町の話を色々してくれました。

大槌町は東日本大震災による死者・行方不明者数が岩手県内で2番目に多く、人口に対する死者・行方不明者数の割合は8,8%と、宮城県女川町に続いて2番目に高かったという話。震災で町長や課長クラスの職員が全員行方不明になった為行政機関が麻痺した話。

 

『ほら、ここに看板があるでしょ?』

『ここまで津波が来たんだよ』

 

『自分が来た時はこの道路も無かったんだよ』

『やっと盛り土をして、この道路が出来たんだけど、』

『でもまだまだだよ』

 

 

 

多分わたくし。東日本大震災の半年後にこの辺来てるんだよね。東北の廃墟を攻めた時に。

参考記事:【日本】死ぬまでに行っておいた日本の絶景①

 

大槌町に来たかどうかはちょっと覚えていないんだけど(基本後部座席でいびきをかいて寝ているので)でもあの例の旧大槌町役場とか見たような気がする。

 

『明日、明るくなったら町内をさっと案内するよ』

『旧役場も明るくなったら行こう』

 

 

 

 

 

『じゃあそろそろご飯、食べに行こう!』

『今日は美味しいお店、予約しておいたよ!』

 

なんだと!?

いつの間に【美味しいお店を予約する】というコマンドが使えるようになったのだ、弟よ。

成長したな。

 

 

 

 

 

今宵のお店は吉里吉里(きりきり)という地区にある『凛々家』さんです。

吉里吉里ってなんか可愛いね。

 

 

本日のおすすめメニュー。なんとも魅惑的な文字がずらり。

“たら菊”というのはタラの白子のことなんですってね。

菊の花のように見えるから宮城や岩手で“たら菊”と呼ぶんだそうな。

初めて聞きました。

 

 

 

 

新鮮な刺身の盛り合わせ!魚って最高ですよな。

店主が漁師なので、とても新鮮なお魚が食べられます。

 

 

 

 

たら菊ポン酢。

めっちゃ美味しかった。くりーみー。

この世で初めて『魚の精巣食べてみよう』と思った人に敬礼!

 

 

 

 

生牡蠣!大粒!

今年の2月にあたって以来食べておりませんでしたが、

本日がSAORI的生牡蠣解禁日です!

なんだこの美味さは。

生まれてきてくれてありがとう。牡蠣。

 

 

 

 

〆は鍋焼きうどん。寒いからね!

魚介はとっても新鮮で、鍋焼きうどんも美味しかったし、良いお店でした!

 

 

 

【凛々家】

〒岩手県上閉伊郡大槌町吉里吉里1-3-53

ペタ吉里吉里駅から408m

電話0193-44-2366

時計11:00~14:00 / 17:30~22:00(L.O22:00)

定休日水曜日 ※漁師も行っている為変動定休日

食べログhttps://tabelog.com/iwate/A0304/A030402/3005109/

 

 

 

 

 

 

ご飯を食べたら今宵は弟の家に泊まります。

(弟は大槌町の仮設住宅暮らし)

はい、今夜のわたくしの寝床は

 

 

 

安定の寝袋。

ええ、いいんですよ?慣れてますから。

それに寝袋ってわくわくするよね!

(え?しない?)

 

では明日から岩手観光です!

おやすみなさい!

 

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弟がとても大人になっていました!

それに比べてわたくしは・・・ま、いいか。

たら菊美味しかったな!

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これわたくしが喜ぶのでshokoponお願いします。

今日も読んでくださってありがとうでした seiseisei

シャロームsei

 

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