【獅子座新月】社会とどう関わっていきたい？在り方や行動を見直す半年間

明日10:54頃乙女座の新月を迎えます。

今回の新月は10ハウスで太陽と月が重なる配置。

10ハウスは仕事や社会的生活を表すハウスです。ですので、自分にとっての社会の在り方を見直すことがテーマとなります。

全体的に下半分に天体が集まる前回の獅子座新月とは違い、全体的にばらついていることから、自分と社会のバランスを調整するような新月図となっています。

アセンダントは蠍座の20度でサビアンシンボルは「職務放棄兵士」

ドデカテモリーは蟹座です。このサビアンシンボルは職務を放棄しろと言っているのではなく、まずは自分の信念や願望はどこにあるのか、どんな内容なのかを自分でしっかり把握すること、そしてその信念を現実で形にするために誠実な行動を心がけることがテーマとなるサビアンシンボルとなります。

アセンダントのルーラーである冥王星は3ハウスにあります。誠実な行動は自分一人でできるわけではありません。相手がいてこそになるでしょうから、周囲とどうコミュニケーションをとっていくか考えたり、足りないものを補うために必要なことを学んでいきながら半年かけて調整していくことになるのではないかと思います。

MCは獅子座の28度で、サビアンシンボルは「人魚」

ドデカテモリーは蟹座なので、自分の信念を形にするために、現実にきちんと目を向けること。ギャップに葛藤しながらも人と心を通わせられるよう周囲にも目を向けられるよう視野を広く持って行動していくことがテーマとなるサビアンシンボルです。

MCのルーラーである太陽は10ハウスにあり、社会とのかかわり方を自分の世界だけで完結しないこと。自分がどんな社会環境に帰属したいのかをきちんと考えなければなりません。自分にとっての仲間とは？自分がどんな人に目を向けやすいのか俯瞰的に自分を見ながら理想の社会生活に少しでも近づけるよう行動していくといいのではないでしょうか。

また、アセンダントもMCもどちらもドデカテモリーは蟹座となるので、思いやりや誠実さが裏テーマとなるでしょう。

天体では、太陽＆月に火星がクインタイルしています。火星は双子座で8ハウスにあるので、自分の居たい世界にいる人と積極的にコミュニケーションを図っていくとその人たちの過ごし方などを見ることが出来るので、見習うべきところを見習い自分の生活リズムに落とし込むことが出来るようになるでしょう。

そのほかには火星と海王星のスクエア、木星と土星のスクエア、水星と天王星のスクエア、金星とジュノーのコンジャンクション、金星・ジュノーとドラゴンヘッドのオポジションがあります。

火星と海王星のスクエアはイメージをどう共有したいかを考えるような配置。自分の表現力はもちろんですが、相手に伝わってほしいことを具体的に考えるといいでしょう。万人受けしなくとも”刺さる人には刺さります”。むしろそこから得られるコミュニティーでより人との絆が得られる可能性があります。

土星・木星のスクエアは前回にもあったアスペクトであり、引き続き誠実であることを意識するよう注意を呼び掛けているように思います。人とどうかかわっていきたいか、そのために自分はどこに定着することが落ち着くのかを見直してみると良いでしょう。

水星と天王星のスクエアは自分が”ここではない”と感じたならばコミュニティーを変えていく必要があります。もちろんすぐにはできない部分もあるかもしれませんが、SNSでの交流などを通して、自分が居たいコミュニティーを知ること、探すことはできます。出来ることから始めて半年かけてじっくり信頼関係を育てていくと良いのではないでしょうか。

金星とジュノー、ドラゴンヘッドも同じような意味合いになりますが、人との交流、人との縁を大切にしていくよう言われています。価値観が合うからこそ相談できることもあればアドバイスできることもあります。そうして人との縁を深めていき、自分の世界観を作り上げていくことが半年後、成果となって現れるのではないかと思います。

複合アスペクトは冥王星・海王星・天王星の小三角があります。

重い天体の小三角です。ある種の世代交代のようなものもあるのかもしれません。ステージアップを図る人もいれば、今までとは全く違う世界へ足を踏み入れる人もいるでしょう。

これからの人生、自分がどう生きたいのかを問われる時なので、満月までの間、ごっこ遊びを繰り返しながら自分にしっくりくるものを見つけていくのもいいのではないでしょうか。