先日、私のアメンバー「みぽにゃん」のブログ
にリンクを貼らせていただいた。そう、缶コーヒーのオマケについてきたハーレーを探して、数店舗のコンビニを廻った。そして、とうとう見つけた我がバイク「ハーレー・ナイトトレイン」。 年式こそ違うものの、なかなか味のある作りのこのオマケ。ハーレー好きにはたまらないアイテムではないだろうか。
残念ながら、財布の関係、および、缶コーヒーを一切飲まない私は、大人買いを控え、自分のバイクのものだけ購入したわけで、こんなオマケがある事を教えてくれた、愛しのみぽにゃんには、お礼を言いたい。アリガトネ。
ところで、このオマケ、私のおぼえている限りでは、オレンジガム(直径1㎝程度の丸いガムか四つ一箱に入っている)もので、ふたを開けると当たりの文字があるともう一個もらえるものを、子供の頃、床屋で髪を切るとひと箱プレゼントされ、それが当たり、その次も当たり、そしてその次も、と全部で4箱も頂戴してしまった事が、一番古い記憶であろうか。
後に、小学生に上がり、学校の帰りに駄菓子屋、通称「ばばや」へ行き、どんど焼き、やらにはまった覚えがある。どんど焼きは、5×10cm位の袋の中に、小さいあげ餅が入っているもので、当たり札が入っているともうひと袋もらえるシステムだ。そのほか駄菓子屋では子供心をくすぐる当たり付き駄菓子がよくあった。
しかし、厳密に言うと、それはオマケではなくくじ引きである。
ではオマケと言って一番最初に思い出すのは、グリコのキャラメルであろう。男の子用、女の子用とあり、そのオプションに釣られて、親にねだったものであるが、うちの母親、妙に料理が出来るため、キャラメルは自作しておやつのテーブルに乗るのだ。オマケがほしいのに、と言えない、当時の私の小心さを伺わせるエピソードである。
しかし、我が家にも、オマケ付きの食品があったのだ。
今では、もうなくなったが、私の子供の頃には、ケロッグコーンフレークにはオマケがついていたのだ。それもなかなか精密なクラシックカーのプラモデルや、トーテムポールの顔ひとつなど、結構高級感のあるそのオマケに私は夢中になった。
しかし、コーンフレークなど、普通の食パンや米に比べれば高価なものであったため、毎週日曜日の朝だけ、そのシリアルは許された。そうなると、ひと箱がなかなか無くならない。無くなった頃には、オマケは次のシリーズになっており、コンプリートなどした事が無いどころか、せっかく間に合ったのに、前回と同じオマケだったりして、自分のくじ運の悪さを呪ったものだった。未だにくじ運は悪いのだが…。
高校生の夏休みのアルバイトで、とあるお菓子工場に勤めた事がある。同級生4人で採用され、女子は事務員。もう一人男はチョコレート部門、私と残りの一人はガム部門であった。ドラえもんのおみくじガムの箱入れ作業だった。と言うより、その前の数量数えであった。それまでにもアルバイトはしていたが、こんなにきついアルバイトは初めてだった。三途の川の石積みのごとく、ベルトコンベアの中央にバットに山盛りのおみくじガムがやってくる。
それを、ひたすら八本数え、手前のベルトコンベアに載せていくのだ。食品工場なので作業員は全員マスク、立ち仕事だが、一歩も動かない。大勢でバットの山を取り崩しながら、1.2.3.4.5.6.7.8と数えベルトコンベアに置く。飽きてくる。次は2.4.6.8.と数えてみたりする。そのうち3.6.8とか1.3.5.7.8などと数え方を工夫しながらも、無くなったバットを鬼は目ざとく見つけ、また新しい山盛りのガムを置いていく。本気で気が狂うと思った。せめて、世間話でも出来れば気も紛れたであろうが、みな黙々と仕事をこなしていく。自分には向いていない、そう思った時、運良く、そのドラえもんおみくじガム専用の機械が導入されることになり、機械ものはやはり若い者に、と言うことで私ともう二人が抜擢され、その機会の担当になった。
切れ目の入ったガムのシートを機械に挿入すると、裁断機で一気にばらばらにされ、光学カウンターで本数を確認すると、それを受けるバケットがひとつずれ、次の八本をバケットに受けるとまたひとつずれ、その間に、紙の箱を組み立てバケットの横に付いた箱置き場にセットする。あとは、バケットと箱が立ち上がり箱の中に八本のガムが入り、我々でふたをしてバットに入れていくと言う作業だが、就業時間1.2.3.4.5.6.7.8と数えるよりはよっぽどましな仕事であった。
しかし初導入の機械である。不具合が起こらない訳が無い。ある日、バケットが動かなくなり、ばらばらになったおみくじガムがもわーっとあふれ出してきた。スイッチを止める。機械業者に連絡して直してもらうまでは暇な時間となった。
色々な故障は次々起こった。箱がきちんと作られていないと、ガムがきちんと箱に収まってくれないとか、機械の癖に、本数を間違えたりと、そのたび業者を呼び、私たちは暇になった。
あまりの故障の多さに一時機械の導入をストップしたが、我々の帰る場所は無かった。別のアルバイトが我々のベルトの前を占領していた。
夏休み、お菓子工場だけあって、冷えすぎるくらいの冷房ががんがん効いている中での作業は、環境としては楽だったのは言うまでも無い。
職長は我々に別の仕事を指示した。倉庫仕事である。もちろんお菓子工場の倉庫だ、冷房はばっちり。
作業内容は、ガムの皮むき。何のことだか普通は想像付かないであろう。
キャラクターのデザインされたガムは、TV番組が終わると売れなくなるため回収される。その回収されたガムの包装を解き、紙をはがし、銀紙もはがし、ガムだけに分けると言う仕事だ。当然ガムは再加熱され再生され新しいキャラクターのガムとなる。
紙、銀紙は分けて処分される。いきなり楽な仕事だった。誰の目も届かない倉庫の中で、高校生3人がただガムの皮をはがしているのだ。おしゃべりも自由、座れる、エアコンはガンガン効いている。
ガムの皮の中にはシールになったものや、カードが入ったものもあるので、一応それなりに気を使って分別をする。
そのうち余裕が出てくると、そうこのほかの商品に目がいくようになる。
崩れた箱があり、それを開いてみることに…。まさに、それこそは、オマケのみが梱包されたオマケ箱だった。高校生だった我々も驚くほどの質のいいオマケである。チョコエッグの中身程の出来のいいレーシングカーやらバイクやら。しかし、これもキャラ終了のために廃棄すると言うことだ。それを考えると、随分もったいない事をしているのだなぁ、と思い、供養のため、いくつかガメたのは言うまでも無い。
しかし、オマケだけこれだけあると、興ざめしてしまうのも事実である。やはり、オマケはオマケなのだ。食玩と言われ、ちっちゃいガムかラムネに、ガンプラやルパンのフィギュアが付いているのとは違い、メインはお菓子、そしてワクワクしながら、何が付いているのか、と箱を開けるその気持ちがオマケには必要なのかもしれない。
バイト終了日、ガム部門の私達2人と事務の女子はなんら変化は無かったが、チョコ部門に行ったもう一人の友人はげっそりとやつれていた。心配になって「どうした?」と訊いてみる。
毎日毎日、チョコレートを溶かす釜の前で、材料を釜に投入し続けた彼は、暑さのために体重が5キロも減ったと言うことだった。お菓子工場といえども、暑い部署もあるのか、と笑いながら話したら、冗談じゃねぇ、と彼は自分の待遇を呪っていた。
最近、雑誌にオマケが付いている事が多くなった。昔はせいぜいパソコン雑誌に、無料ソフトや体験ソフトのCDロムが付いていたり、Hなグラビア雑誌に、HなCDロムが付いていたくらいだが、最近はファッション誌にバッグやポーチ、化粧品セット、などのオマケが付いている。
これがまた購買意欲を掻き立てるのである。ついつい買ってしまうのだ。今月の「SMART」誌に、ちいさな迷彩バッグが付いていたので、知らないうちに買い物カゴに入っていた。結構使える代物だ。
そして、これが酒にもオマケが付いてくる事がある事をご存知だろうか。
たとえばこれ。コンビニでエビスビール350ml缶5缶買うと付いてくるタンブラーである。
エビス、と言うところがいいではないか。アサヒのスーパードライなんてオマケが付いたって買わない。
ちょっと高級なところで行くと、シャンパンに保冷ケースが付いてくるのが一番気が利いている。今回購入したのは、ヴーヴ・クリコのオレンジラベル(Brut辛口)、通常価格が7800円くらいのものが、5000円弱でこのオマケつきだ。これは嬉しい。この保冷ジャケットを着せると、2時間の保冷効果がある。
自宅からドライブで海の見える公園にでも行って、自家製のサンドウィッチか、バゲットにレバーペーストなどを載せたものを肴に、冷たいシャンパンを呑むなんて、実に優雅ですばらしい。
特にこのヴーヴ・クリコ・マダム・ポンサルダンのシャンパンは品質も高く、ホストクラブでよく呑まれるドンペリ(ドム・ペリニヨン)などよりも切れがよく、フレンチのコースなら、前菜から、魚料理まではこの一本で通せる力強い一本だ。肉料理でも、豚肉や鶏肉などのソテーなどなら十分対応できる強さがある。
是非、お勧めしたいシャンパンである。(ヴーヴ、と言うのは未亡人と言う意味らしい。ベティ・ヴーヴも?)
ちなみに、シャンパンとは、フランスのシャンパーニュ地方で作られた発泡ワインに限定され、それ以外の地方のものは、ヴァン・ムスーと呼ばれる。アメリカではスパークリングワイン、スペインではカヴァ、イタリアではスプマンテと呼ばれる。
ミニ知識ではありますが…。