4日間かけて槍ヶ岳から穂高連峰の縦走に行ってきました。目指すは大キレット


1日目

上高地から槍ヶ岳山荘を目指す


播隆窟からヒュッテ大槍に出て、東鎌尾根のラストを歩く

ここから見る穂先が一番端正


槍ヶ岳山荘に着いたら穂先へ


(初日は沢山の人で渋滞)


(ラストのハシゴ)


(頂上からハシゴ下を覗き込む)


(もういっちょ!)


結局翌朝も含めて3回穂先に登頂。これも大キレットのための予行演習だ


翌朝


(槍ヶ岳山荘から見た日の出)

大喰岳〜中岳〜南岳と3,000メートルの稜線歩き



南岳からは




眼下に見えるギザギザの稜線

あれこそ大キレット



翌朝5:30出発



モルゲンロートに染まる岩壁


南岳から一気に下り、大キレットの基部に到着

しばらくは登り基調のゆるやかな稜線を進む



ネットでしかみたことのなかった「茶⇔ヤリ」

(北ホと書いてます)


しばらく進むと、岩稜帯に変わる

岩をよじ登りながら進むと長谷川ピーク



(これも初めて見た!当たり前か)

ここからナイフリッジの馬の背を進み、飛騨側に稜線を乗り越えてA沢のコルに降下する




A沢のコル

ここで一息ついたら、二つ目の核心部である飛騨泣きへ



飛騨側に落ちたら助からないからこの名前だとか



ほぼ垂直の岩場を登る

振り返ると長谷川ピークの勇姿


脆い岩場。上から落石が降ってくる

壁にへばりついてかわす



展望台と名付けられた場所から覗き込むと、日本三大岩場の滝谷が聳え立っている

「岩の墓場」「鳥も通わぬ滝谷」

しばし見とれる

この辺りからガスに巻かれはじめる



ついに出てきたこの目印

ここから垂直の岩場をよじ登ると北穂高小屋



やった!ついに大キレット通過


コーヒーを飲んで一息

砂糖は二つ入れた


しかし、実は北穂高岳から涸沢岳の区間の方がきつかった

この辺りからガスに加えて雨が降り始め、岩場はツルツルに




もうどの辺りの写真だったのかもよく覚えていない



最低コルを超えて、涸沢槍をよじ登る


北穂高小屋からおよそ2時間、漸く穂高岳山荘に到着



ここから吊尾根〜前穂高岳〜重太郎新道経由で上高地に降りる計画だったが、翌日も雨のためザイテングラード〜涸沢〜上高地にルートを変更



こうして目標達成

槍ヶ岳→八峰キレット→大キレットと段階的に進めたので、大キレットもそれほど難しくはなかった。とはいえ翌日上半身も筋肉痛だったから、登ってる最中は必死に岩にしがみついていたのだろう


少し早いが、今年の夏山はおしまいです




(下山時に通過した涸沢)