9月末は大キレット挑戦
その前哨戦に、三大キレットの一つである八峰キレットを含む後立山縦走を計画



扇沢から爺ヶ岳〜鹿島槍ヶ岳を経て八峰キレットを経由して五竜岳に抜ける経路
今回は職場のS君と二人

初日
朝7時に白馬五竜スキー場の駐車場にNDちゃんを停める
そこからS君のクルマで扇沢へ



08:00 扇沢登山口発


柏原新道で主稜線を目指す


柏原新道は傾斜も程々、稜線の西に作られているため、午前中は直射日光を浴びず快適


視界が開けると、左手に針ノ木岳と蓮華岳



11:00 種池山荘到着
ピザが名物ということで期待していたのだが、残念ながらこの日は売っていなかった

稜線に出ると絶景



左手には立山、剱岳(山小屋は種池山荘)


進行方向には爺ヶ岳の三峰

緩やかな稜線を進む
爺ヶ岳は南峰、中峰、北峰の3つが並ぶ



南峰から進行方向を望む
目の前の双耳峰が鹿島槍ヶ岳。日本百名山だ

13:30 冷池山荘到着



冷池山荘は大変綺麗



床はピカピカ、トイレも素晴らしい


部屋はロフトの2畳半を貸切

二日目
モルゲンロートを期待してテラスで日の出を待つ



光芒一閃



モルゲンロートに染まる鹿島槍ヶ岳

06:00に冷池山荘出発
この稜線が素晴らしい景色



左手は朝日を浴びて輝いている立山と剱岳
5つの氷河がバッチリ見える
そして最初のピーク、布引山でライチョウちゃんを発見



手前のピークが鹿島槍ヶ岳の南峰
なだらかな稜線を進む


07:30 鹿島槍ヶ岳南峰到着
頂上からは絶景
まずは南から東側



一番遠い稜線
左から槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳、薬師岳

北側



白馬三山、唐松岳、五竜岳、そして手前の切れ落ちたところが八峰キレット

南峰から先は岩稜帯を進むので、ストックを畳む。ここまでは沢山の人がいたが、ここからはぐっと人が減る
釣り尾根の始まりは急下降



まだ高さに慣れていないのでおっかなびっくり進む



ガレた斜面を登り、北峰へ



08:20 北峰到着
北峰から八峰キレット側を覗き込む


ひえー、キツい稜線が続きますね
ここでヘルメット装着


しばらく平坦な道が続く


するとすぐに八峰キレットの核心部
ここはよく言われるようにそれほど難しくも怖くもない



核心部を過ぎるとすぐにキレット小屋
よくまあこんなところに建てたもんだ



09:30キレット小屋到着
ここで泊まろうと考えていたが、早過ぎるので五竜山荘まで行くことに


あと1メートル欲しい梯子



岩を掴んで登り進む


ザレ場が続き緊張



一番の難所だったG5
正面から見ると槍の穂先のような威容



ザレ場から直登
この先のG4への下りが核心


G4を過ぎて振り返る
G4、G5、鹿島槍ヶ岳が並ぶ

これで終わったと思ったら、最後の五竜岳までがまさかの直登



ひいひい言いながら崖をよじ登る



13:40 五竜岳到着

五竜岳から麓の五竜山荘へ



ここは大勢の人で賑わっていた



早速Tシャツを買って


着てみる

晩御飯は名物のカレー



え?おかわり自由?
昼飯抜きだったので卑しくも3杯食べてしまった…もうダメ

3日目


はるかに見える富士山


雲海と日の出



ご来光を拝むため、五竜岳の頂上にも沢山の人がいた

06:00に五竜山荘を出発
遠見尾根を下る



山小屋の脇の空き缶ゴミ。500mlビール1,000円でした(例によって5本飲んだ)



左手は白馬三山と唐松岳



中遠見山から鹿島槍ヶ岳と五竜岳を望む



鹿島槍ヶ岳の頂上直下に広がる雪渓がカクネ沢雪渓。これも氷河



08:50 アルプス平駅到着



最後はテレキャビンで駐車場へ

帰りの温泉は葛温泉高瀬館


前回は紅葉シーズンで沢山の人がいたが、今回は貸切





ざんざの掛け流し
日焼けした首が痛い

最高の天気に恵まれた3日間でした
さあいよいよ月末は槍ヶ岳〜前穂高岳縦走
待ってろ大キレット

高瀬館
長野県大町市平高瀬入2118-13
0261-22-1446
700円
10:00〜20:00

炭酸の湯
単純温泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計0.6481g/1kg
pH7.39
泉温72.4℃
無色透明、沈殿物あり、微硫化水素臭を有する
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン131.5mg
塩化物イオン142.9mg
炭酸水素イオン122.0mg

高瀬の湯
アルカリ性単純温泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
成分総計0.764g/1kg
pH8.56
泉温81.5℃
無色透明、弱硫化水素臭を有する
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン160.9mg
塩化物イオン183.6mg
炭酸水素イオン125.1mg
炭酸イオン12.0mg

県道326号は快走路、ただし観光シーズンは観光客やそのクルマ(挙動が怪しい)注意
またお猿さんも沢山いるので注意
駐車場は建物前におよそ10台