もう一度燕温泉街に戻る
ホテル花文で立ち寄り入浴を乞う

温泉街のいちばん手前に建つ

昨日宿泊した樺太館の向かい


(こんな感じ)


ロビーには旦那さんと女将さん、女将さんの妹さんがいた。お代を払って浴室へ進む



湯は張り替えたばかり



これが42度の適温
加温や加水なしの掛け流しでこの湯温をバッチリ決めてくるあたり、流石です


濁りは強め
樺太館と同じ湯を使っていて、しかも換水したばかりでここまで色が違うのはどういう理由なんだろうか



湯口はあまり見たことのない方式
硯のような石の真ん中に穴が空いており、そこから源泉が出てくる
そこに拳大の石が置かれているのだが、これは何かの調節用なのだろうか。石を動かしたり外したりしたがよくわからない



しばらくすると、湯は満水になり三方の湯べりから溢れ始めた
浴槽の端の方で簡易トド



気持ちええでんな


燕温泉も同じ湯なのに湯づかいの違いでそれぞれ宿に個性がある

風呂から上がり、なぜ男湯より女湯の方が百円高いか尋ねる。
女将「女湯の方にだけ露天風呂が付いているんです*」
アン「珍しいですね、普通は男湯の方が大きかったり立派だったりするんですが」
女将「よく言われるんです、うちは女性に優しいとか。でも理由は簡単で、うちは私たち姉妹が4人いて、男は一人だから。ねえ」
こう言って笑いながらご主人に水を向ける
ご主人は封筒を封する作業を黙々と続けている
アン「大変ですね、心中お察しします」
主人「もう慣れました」
皆笑う。なかなか良い宿ではないか

*宿泊すると男女入れ替えがあるので男性も露天風呂に入れます

ホテル花文
新潟県妙高市燕温泉
0255-82-3136
500円(女性600円)
11:00〜17:00

燕温泉(集合枡)
カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計1.320g/1kg
pH6.8
泉温44.5℃
湧出量540ℓ/分
淡白色・微白濁・硫化水素臭・甘味
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン115.7mg
マグネシウムイオン40.8mg
カルシウムイオン142.3mg
塩化物イオン100.1mg
硫酸イオン239.0mg
炭酸水素イオン348.3mg

燕温泉街の入り口。K39は冬季は知らず道はよく整備されており不安なし
駐車場はおよそ10台分