本日の宿は樺太館
週末は一人泊を受けていないが、平日なら大丈夫ですと快く受けてくれた
上品な女将さんと、誠実な若旦那
4軒ある旅館のうち、一番麓にある
といっても皆百メートル以内に建っているのだが
樺太館という名前の由来は初代(女将さんの祖父)が若い頃林業のため樺太に渡り、本土に帰ってこの地で旅館業を始めた時に樺太の地を慕んで付けたのだそう
チェックインして早速風呂へ
薄濁りの内湯は大量の白い湯の花が舞う
硫化水素の香ばしい香り
41度のややぬるめ
窓の外には3人サイズの小ぶりの露天風呂
こちらはもう一つぬるめの40度
葦簀越しに雪見露天風呂
さて、ご飯
この時期は山菜祭り
出てきた物全て美味しい
地酒自慢の宿にあって、ひたすらアサヒビールをガブ飲み…すいません安物の口で
飲みすぎて早々に寝てしまった…不覚
翌朝、食事の前に風呂へ
この時間は露天風呂付きの湯は女湯。もう一つの小ぶりの内湯を使う
陽光を受けて白い湯の花が反射している
この柔らかい優しい湯と別れるのが惜しい
名残を惜しみつつ入浴
ここはお湯もさることながら、料理と、そして宿の人のお人柄が良いことが大変印象に残った
上品な女将さんと気さくな若旦那
いやはやお世話になりました
またきます
樺太館
新潟県妙高市関山6087
0255-82-3101
燕温泉(集合枡)
カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計1.320g/1kg
pH6.8
泉温44.5℃
湧出量540ℓ/分
淡白色・微白濁・硫化水素臭・甘味
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン115.7mg
マグネシウムイオン40.8mg
カルシウムイオン142.3mg
塩化物イオン100.1mg
硫酸イオン239.0mg
炭酸水素イオン348.3mg
燕温泉までは急勾配のK39を延々登る。冬場は知らず、スリーシーズンは特に問題はない
駐車場は宿のそばに5台分ほど