本日の宿は樺太館
チェックインを済ませた後、日が暮れるまでに野湯の黄金の湯を目指す
楽しみにしていた河原の湯は落橋のため湯も張っていないんだとか


(薬師堂前の階段)


(薬師堂を過ぎると看板が)


(道の脇はまだまだ雪が残る)


途中若いカップルとすれ違う
「熱かったですか?」と尋ねると、「はい真っ赤になりました」とのこと。そうです燕温泉にあって、黄金の湯は熱いんですよね

ようやく到着

男湯に一歩踏み入れた瞬間、若い白人の女性が湯べりにしゃがんでいた
すっぽんぽん、お乳もお尻も丸見えだ
アン「あの…」と声をかけ、男湯から出て後ろを向く
女性はソーリーなんちゃらかんちゃらと甲高い声を上げながら、多分脱いだ服を抱えて女湯に戻っていった

女湯より男湯の方が景色が良かったりするのだろうか
しかし外国からこんな日本の山深いところに一人でよく来るな、と感心する

さて、動揺を抑えてもう一度湯とご対面



(どうでもいいが手前の湯べりの濡れているところが女性のいた場所)

おお!青みがかった白濁色が美しい


湯尻で43度、



湯口付近は45度といったところ
たちまち体が赤くなる



しかしこの爽快感
前回は夏の盛りに来たのだが、アブが煩くて難渋した。4月下旬はまだアブはいない
と、湯の中にびよーん、びよーんと蠢めく虫ちゃんが!そうですアブの子湯虫



湯虫「アンプちゃんもう少し待っててな」
アン「うふふ、待たないわよ」
湯ごと掬って岩の上で湯虫を潰す
悪く思うな、アブは不倶戴天の敵

暮れなずむ中、旅館に戻る



薬師堂から見下ろす
渓谷のどん詰まりに4軒の旅館と2軒の土産物屋が軒を連ねる燕温泉街
このままずっと残って欲しいな


黄金の湯
新潟県妙高市関山6078
無料
日の出〜日没
成分分析表がなかったため、燕温泉の成分分析表を載せる。燕温泉の集合枡は黄金の湯と河原の湯の源泉混合とのこと

燕温泉(集合枡)
カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物温泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計1.320g/1kg
pH6.8
泉温44.5℃
湧出量540ℓ/分
淡白色・微白濁・硫化水素臭・甘味
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン115.7mg
マグネシウムイオン40.8mg
カルシウムイオン142.3mg
塩化物イオン100.1mg
硫酸イオン239.0mg
炭酸水素イオン348.3mg

燕温泉までは急勾配のK39を延々登る。冬場は知らず、スリーシーズンは特に問題はない

駐車場は温泉街の入り口に20台ほど停められる日帰り客用駐車場がある