山田旅館から続いて向かったのは道の駅おたり
併設の深山の湯が次なる目的地



結構雪が降ってるね
国道でランクルが刺さってた

道の駅のレジで700円を払い、温泉施設へ
ほう、これは凄い
・42度の大きい湯船
・37度のやや小ぶりな湯船
・サウナ
・水風呂
・露天風呂
これは人気温泉になるわいな

露天風呂が空いていたのでまずはそちらへ




こ!これは!
風吹荘と同じ湯を、なんとここでは露天風呂で楽しめるではないか



ガバッ!クンカクンカ!
やはり同じ湯、アブラっぽい匂いと樟脳のような薬の匂い、そして炭酸の甘い匂いが渾然一体となって私を包み込んでしまう

嗚呼善き哉

こんにちはー、と40歳くらいのお兄さんが入ってきた
この感動を伝えたくて、唾を飛ばしながらお湯の素晴らしさを伝える

兄さん「スキーをしに多摩からやってきたんですよ」
アンプ「へー、私は50になった今年スキー始めたんですよ」
兄さん「私も10年前に松本勤務した時にスキー始めて…今56ですが毎週来てます」

なんと年上ではないか。全く見えなかったが確かに余計な贅肉はついてない。話せば私が通うスーパーの近くに住んでいたという。松本というのは単身赴任者が多い町なのだ

と、続いて70近い先輩が入ってきた
先輩「大阪の箕面から来ましたねん」
アン「お!私も出は岸和田です」
ここから箕面、特にロマンチック街道について熱く語る。今年70になるので、いよいよ仕事を引退して、これからは年に1ヶ月は北海道で、1ヶ月は長野で暮らすそうだ。良いでんな!

長野の最北端にある道の駅で、いろんな人と知り合いになる

いい加減のぼせたので水風呂へ
キンキンに冷えた水の気持ち良いことよ
その隣のぬる湯も気持ちいい


こちらは風吹荘源泉を多めに入れてぬる湯に仕立てている模様



風呂から上がり、休憩所にあったコイン式のマッサージチェアに座る




んー、気持ちいい
バキバキッ!
ふんがあああ、痛風玉が!

こうして念願達成、祈願成就
ここは道の駅併設とはにわかには信じ難い良泉也

翌日は嘘のような快晴
尾てい骨を強打して以来の駆け足



今日も槍が綺麗に見えました
今年の夏こそ登ろう


深山の湯
長野県北安曇郡小谷村北小谷1861-1
0261-71-6000
700円
11:00〜18:00

風吹荘源泉と北小谷温泉の混合泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計2.497g/1kg
pH6.5
泉温46.2℃
ほとんど無色澄明、炭酸味・鉄味・微硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン442.8mg
カルシウムイオン79.9mg
鉄(Ⅱ)イオン1.3mg
塩化物イオン202.3mg
炭酸水素イオン1,066mg
遊離二酸化炭素496.1mg

※なんと風吹荘と同じ成分分析表でした

R148沿い。この道は真冬でも綺麗に除雪されていて走りやすい
駐車場は道の駅併設だけあって圧巻の90台