一昨日訪れたばかりの山田旅館
帰宅して籠を忘れたことに気づく
旅館に電話する
アン「あのすいません、脱衣所に籠を忘れたようでして」
主人「あら、玄関に置き忘れていた籠ですね。実は沢山忘れ物をした人がいて、てっきり籠もその人の忘れ物だと思いまして…後からお連れさんが来たので渡してしまいました」
幸い次の日も来るということなので、週末取りに行くことに
大町までは快晴だったが、青木湖を過ぎるととたんに吹雪に。県道114はモリモリ積雪
アン「うへえ、大丈夫かしら?」
ND「フンデ!トマラナイデ!」
轍に乗ると真ん中に溜まった雪でリップを痛めるので、逆に雪の上に乗って進む
最後の登りはスタックを覚悟したが、なんとか登り切る。NDって本当にバランスがいい
こうして山田旅館に到着
玄関先で女将さんに籠の話をするとすぐにわかってくれ、籠を持ってきてくれる
おお、良かった
お礼に大町の商店街で買った生チョコ大福を渡す
折角なので温泉に入っていくことにした
脱衣所は畳敷き
床暖房が気持ち良い
勿論本日も貸切
湯口から大量投入されている湯の音しかしない
まずは湯口を拝もう
この析出はいつ見ても見事
続いては
トド寝スペース。この溢れる湯量よ
欲を言えばもう少し長めに仕替えて欲しい
177センチの私だと足がはみ出す
洗い場は蛇口が二つだけ
これでは体は洗えない
なので洗い場の脇に源泉のため湯がある
これを掬って体を洗う
実はカルシウムの析出で湯べりは結構トゲトゲしている。なので木製の枕が用意されているのだが、これがすこぶる良い塩梅
湯は笹濁り。これは遊離二酸化炭素のせい
口に含むと明瞭な甘い炭酸味と淡い鉄味
非常に温まりの良い温泉なので、冬に入るのがベストだと確信した。この後なかなか汗が引かないので脱衣所でバスタオルにくるまっていた
窓からNDちゃん。一晩停めたら凄いことになりそうね
こんな雪の日に泊まれたら最高なのにな
ありがとうございましたとお礼を言って宿を後にする
駐車場に大阪ナンバーの車が入ってきた。聞けば今朝大阪を出発したのだという
アン「大阪からですか?凄いですね」
大阪「いやいや、兄さんこそよくその車で登れましたね」
国道までの下りで二台すれ違った
私も雪の日に山田旅館に泊まりたいな
来年かな
山田旅館
長野県北安曇郡小谷村中土18836
0261-85-1221
700円
10:00〜15:00
小谷温泉元湯
ナトリウム-炭酸水素塩泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計3.252g/1kg
pH6.8
泉温44.5℃
湧出量106ℓ/分
微黄白濁を呈し、炭酸味・微鉄味を有す
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン672.4mg
カルシウムイオン40.9mg
炭酸水素イオン1,960mg
遊離二酸化炭素411.3mg
県道114は除雪甘いのでFR車注意。特に雪の日は慎重に
駐車場は10台分