年末に取っておいた小谷村の湯巡り旅
本日の宿は来馬温泉風吹荘
ここは背徳さんもお勧めの宿
R148はこれまで何度となく通ったがどこにあるのか見当もつかなかった
道の駅小谷の裏、来馬の集落の外れにある



雪の影響もあるだろうと16時に到着

この日の宿泊客は我々だけ
女将「夜通し温泉に入れますからね」


似非青森県民は小躍りするくらい大喜び
アン「一晩中トドります」

まずは夕食前
挨拶がわりのローキックだ!



(写真は朝撮影)
おおお!凄い溢れ出し!
湯温は44度のあつ湯
完全放流式
湯ざわりは成分の濃い湯によくあるツルキシ系
お味は「甘〜い!」金気と炭酸の混じった味


この時は残念ながら日帰りの先輩がおられたので、少し遠慮気味にトドる(トドったんかーい!)
ルーフキャリアを付けた黒い210系クラウン乗りの先輩。この時期は栂池にスキーに行った帰りによく立ち寄るそう
還暦を優に超えてるのに格好いいですね
先輩「NDいい車だね。ぼくもNB6C乗ってるんだよ」
なんと同好の士
クルマ談義に花を咲かせたのでした

晩御飯



これに蛤の茶碗蒸しと穴子の天ぷら、松茸ご飯、そして投じ蕎麦が出てきた。一泊二食で9千円、信州割を使うと5千円(クーポン引いたら2千円か)の宿とは思えない圧倒的なコスパ。そして一つ一つが美味い!
おかげでビールに地酒にワインと怒涛のちゃんぽん。巷では長野のメシウマ四天王の一角を張ると聞いていたが、いやいやダントツの一番ではないか
興奮しすぎて温泉と関係ないことを長々と話してしまった。聞けばご主人は習志野出身だそうで、青春時代を習志野で過ごしたSさんとすっかり意気投合。貸切だからこれも善いではないか

ついでに温泉のお話も聞かせてもらう
源泉は風吹荘と道の駅にある深山の湯、それと近くのケアハウスの3個所で使っているとのこと
それに冬場は融雪にも使っているというのだから結構な量が湧いているのだろう

さて、ご飯を済ませてオッサンズ聖夜はトド三昧


丁度良い塩梅の湯べりに手拭いを一枚
尾てい骨の当たるあたりにもう一枚敷く



(多分こんな感じ。Sさんに撮って貰えばよかった)

そして頭の脇に置いた湯桶の上にスマホを置いてクリスマスソング祭り
血行が良くなり更に酔いは回り、クリスマスソングはいつしか聖子ちゃんから津軽海峡冬景色に
もう最高の気分

気がつけば1時まで寝てしまっていた…

というか4時に再び浴室に行き、トド寝3時間
部屋にいるのが勿体無い

弱い雪がしんしんと降り続いく中、ひたすらトドる


(ニンゲンハ イイナ)

朝ごはんは8時から


朝から飲めよといわんばかりのラインナップ
車で来たことを恨みながらお茶を啜るのでした

ご飯の後、もう一度風呂場へ




朝日を受けて煌めくトド場よ
何度でもここに来て、君の上で寝そべりたい


Sさんと二人で凍えるNDちゃんを救出し、名残を惜しみながら風吹荘を後にする



来馬温泉風吹荘(クルマオンセンカザフキソウ)
長野県北安曇郡小谷村北小谷1283-1
0261-85-1144
500円
12:00〜17:00(但し土日のみ)

風吹荘源泉と北小谷温泉の混合泉
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計2.497g/1kg
pH6.5
泉温46.2℃
ほとんど無色澄明、炭酸味・鉄味・微硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン442.8mg
カルシウムイオン79.9mg
鉄(Ⅱ)イオン1.3mg
塩化物イオン202.3mg
炭酸水素イオン1,066mg
遊離二酸化炭素496.1mg

R148を糸魚川方面に進むと道の駅小谷がある。道の駅を過ぎてすぐに集落に入る細い道があるのでそこを左折。道は冬場も除雪が行き届いており不安なし
駐車場は宿の前に15台分ほど