野沢温泉から南下し、勝手知ってる松川渓谷へ
この谷沿いは名湯が並ぶ
奥山田、七味、五色、松川渓谷、山田、子安

今日はこのうち松川渓谷温泉へ
何度も前を通ったことはあるが、アブちゃんの季節だったり、混浴に二の足を踏んだりで未湯



今日も盛況でんな

受付に行き、湯銭600円を払う
するとトランクスを渡される
受付男「風呂では男性はこのパンツを履いてもらうことになっています」
アンプ「は、はい」
なんと600円でパンツ付き
これはお得、と少しうきうきしながら外に出て階段を下る



紅葉は1週間遅かった
やや寂しい木々をくぐる



お達し

脱衣所に到着
裸になり、渡されたパンツをビニール袋から取り出す
なんとゴワゴワの紙製?不織布みたいなやつでできたパンツだった
脱衣所で一緒になったお兄さんが言うには、最近経営者が若い男の人に代わったこと、その際にパンツを履くシステムに変更になったこと、パンツ代が上乗せになって500円から600円に値上がりしたらしい
アンプ「でもこのパンツついて100円の値上げは良心的ですよね。ん?あれ?前後ろ逆かしら」
履いてみるとしっくりこない。前後ろかと思い履き直したがやはりしっくりこない
フィット感ゼロのパンツというのはやや心細いが、仕方あるまい
まずは男性用の内湯



ふむ、なかなか良いではござらんか
入って目を剥いた
「ワッチ!わちち!」
予想を裏切る45度くらいの激熱湯
そのまま小走りに奥へ
手前に湯口があって、何も考えずに入るとその湯口至近のところに入るようになっている
そこがベリベリ熱いのです
誰が設計したのか知らんが、意地悪でんな

さて、名物の川沿いの露天風呂へ



(ネットより)
写真の1/10くらいの紅葉が残った露天風呂
それでも美しい
ただあまりの落葉の多さに諦めてしまったのか、湯の中は落ち葉でいっぱい
カメムシちゃんもいっぱい浮いてるし

かけ流される湯量は湯船の大きさに比べて圧倒的に足りない
お陰で湯温は場所によって多少異なるが42〜39度くらいのややぬるめ

ここでは長野市に住むという青年と同浴
腹筋も割れて精悍な青年
聞けば大学卒業して林業関係の仕事をしているのだとか
色々お話を伺う

アン「そろそろ内湯に浸かってから上がりますね」
青年「あ!内湯熱すぎて入れないですよ」
ほら、ここにも一人被害者が
奥の方は適温ということを伝えて先に上がる

なんでも蕎麦が美味しいらしい(職人がいる)ので、昼ごはん付きで来るのも良いかもしれない

松川渓谷温泉滝の湯
長野県上高井郡高山村奥山田3681-377
026-242-2212
600円
金土日月の10:00〜17:00



信州高山温泉第1源泉
カルシウム・ナトリウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
成分総計1.197g/1kg
pH7.9
泉温54.0℃
湧出量41.7ℓ/分
ほとんど無色澄明、微硫黄味・微硫化水素臭を有する
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン104.0mg
カルシウムイオン169.5mg
塩化物イオン167.8mg
硫酸イオン430.0mg
炭酸水素イオン108.8mg

県道66号線沿い。道はクネクネだがよく整備されており不安なし
駐車場は目の前に20台分