坂道を下ると、突き当たりに共同浴場が見えてきた


あれが目指す熊の手洗湯
よく見ると建物向かいに温泉卵作成ブースがある




玄関には温泉の由来が掲示されている
この温泉が野沢温泉開湯の湯であること
ある猟師が大きな熊を射った。足跡を辿ると熊は撃たれた手を小さな水溜りに浸けていた。訝しんで改めると温泉の湧出口に傷口を当てていたのだ
これに及び人々は木の根を伝い草を分け此処に居を移したのだという

それではいざ



(ネットより)
もう遅い時間だったからか、なんと独占

湯船は二つ
向かって右が熱い湯、左がぬるい湯



(ネットより)

熱い湯と掲示がある方も、源泉を排湯口に流す樋のお陰で42度くらいの適温



(ネットより)
ぬるい方は3つの湯口から温度の違う源泉が投入されていて、こちらも40度といったややぬるめの温度
これは人気になるだろう

湯は少し緑がかった透明の湯
硫酸塩由来の析出があるが、それほどひっかかりは感じなかった

独占をいいことにひたすら浸かる
というか服が濡れているので着たくないのだ
せめて浴衣で来るべきだったな…

熊の手洗湯
長野県下高井郡野沢温泉村豊郷8955
0269-85-3155
寸志
4月〜11月 5:00〜23:00
12月〜3月 6:00〜23:00

アルカリ性単純硫黄泉
(低張性・アルカリ性・温泉)
成分総計0.403g/1kg
pH8.9
泉温41.8℃
湧出量251ℓ/分
無色澄明、弱硫化水素臭、硫黄味を有す
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン76.0mg
硫酸イオン142.2mg
炭酸イオン15.0mg

温泉街の中。道狭し
駐車場なし