休暇を取って奥穂高岳を目指す


上高地行きの始発のバスを待つ
6:00さわんどバスターミナル発



6:40
河童橋を通過
いよいよ登山スタート
とはいえしばらくは梓川沿いの平坦路をてくてく



天気予報は外れて午前中はすこぶる快晴
梓川と明神岳


本谷橋を超えると本格的な登りに

息を弾ませ登る


上高地からおよそ5時間、涸沢に到着



こんな風景を期待したが、



昼からはガスガス
残念ながら紅葉はすでに終わっており、荒涼とした風景が広がる

時折カーン!キーン!ゴロゴロという落石の音しかしない

早々にテントを張り、17時には就寝

翌朝4時から登山開始
ヘッデンを点けて暗闇の登山道を登る

ザイテングラートの取り付き



振り返ると雲海

ザイテングラートから本格的な登山



ごつごつした岩を掴んで登る



2時間足らずで穂高山荘に到着
ここからすぐハシゴ、鎖の壁のようなところを登る。気温は氷点下10度、体温を全て持っていかれるような強風が吹いているのでもう一枚カッパを羽織る


6時30分過ぎ、山頂を踏む
陽が上がるとガスが晴れ、山頂は大パノラマ



西穂高に通じる南西の稜線
奇峰ジャンダルムを初めて生で見た



前穂高に通じる南東の稜線
朝日と雲海が美しい



槍ヶ岳に通じる北の稜線
流れる雲から一瞬だけ槍の先端が顔を覗かせる

あまりの強風に頭がぼーっとしてきたので下山開始
登りよりも下りの方が気を使う

15時に上高地のバスターミナルに到着

さて、さわんどのバスターミナルで皆と解散して温泉に向かう



さわんど大橋駐車場にあるこちらの温泉へ
そもそも平日で登山客も少なかったことから客は私だけ

ここは露天風呂から梓川が見られるのが売りらしい



確かになかなかの眺め
湯はなんと安房峠の中の湯からの引湯だそう
土気の匂いが緊張した心も体も解きほぐしてくれる



内風呂
長野県の温泉らしく排湯経路がきちんとしている
こちらの方が匂いはきつめ

年内に北アルプスの主峰の一つに登ることができた。来年は槍ヶ岳に登りましょう

梓湖畔の湯
長野県松本市安曇4159-14
0263-93-2380
730円
平日10:00〜18:30
土日祝10:00〜19:00

さわんど温泉(中の湯1,2号井の混合泉)
単純温泉
(低張性・弱アルカリ性・高温泉)
成分総計0.857g/1kg
pH8.2
泉温66.7℃
主要成分(1kg中)
炭酸イオン167.8mg※

※すいません、記憶している中で過去最高の炭酸イオンの含有量だと思います。炭酸イオンはうなぎ湯の主成分で、中山平やほほえみの郷観音湯といった名だたるうなぎ湯で100mg前後なのですが、それを軽く上回る160mg!
しかし湯ざわりは少しスベ感があるだけで、今このブログ書くために分析表を見て驚いてます

R158沿い。週末は交通量が増える
駐車場は30台分