ロッヂ蘭山を後にした我々が向かったのは
なんとお隣の鈴蘭小屋
汗だくですけど大丈夫でっか?



湯巡りを始めて以来、小屋という名前が付いた温泉施設に来たのはくろがね小屋に続いて二軒目
しかし小屋という名が似つかわしくない立派な建物

ごめんくださいと声をかけると、奥からご主人と息子さんだろう、高校生くらいの青年が出てきた
湯銭を払うと高校生が案内してくれる





それでは使わせていただきます


ウッディーな脱衣所は



開放感バツグンのど変態仕様
玄関から丸見えではないか

浴室は



(チラッ)



(パカっ)



これまたウッディーな浴室
窓の外に小さい露天風呂が見える
行ってみましょう



桟橋のような通路を渡って露天風呂へ
湯船の周りには夥しい量の湯泥。これは滑りまっせ



壁の向こうは女湯。シンメトリーな構造になっているのだろう。仕切りのところはスリットが入っていて、湯は男湯と女湯で行き来するようになっている
湯口は見当たらなかったので、女湯側についているのか
湯温は38度のぬる湯仕様
しかし底に沈殿している湯泥が凄い
まるで八幡平の藤七温泉級



全く手を入れてない庭
開放感はこれまた抜群
ここもヤンマのパトロールによりアブ知らず
いやはや快適

続いて内湯



別角度から見るとこのようになっている
二方が大きな窓



湯口は乗鞍高原温泉では珍しい湯の底から投入する方式



反対側にはシンプルな切り欠きの排湯口



内湯は42度の適温
湯ざわりはスベスベ
硫化水素臭がぷんぷん

出たり入ったりを繰り返して体じゅうに硫黄の匂いを刷り込んできました

鈴蘭小屋
長野県松本市安曇
0263-93-2001
500円

湯川源泉
単純硫黄泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・高温泉)
成分総計0.9091g/1kg
pH3.20
泉温46.8℃
ほとんど無色澄明、微酸味・強硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
硫酸イオン336.8mg
遊離二酸化炭素202.0mg
遊離硫化水素35.4mg

県道84号乗鞍岳線沿い。道に不安はないがこの道はロード乗りの聖地なので音もなく猛烈なスピードで降りてくる自転車にはくれぐれもご注意を

駐車場は敷地におよそ20台