続いて向かったのはみたけ荘
乗鞍岳の麓にあって御嶽という名

途中



(つわものどもがゆめのあと)



中は電気も付いていない。電話して今から行くと伝えたのに
ご主人は私のことなどそっちのけで銀行員と何事か相談している
ご主人が終始リードしている感があったから、事業拡大のための融資とかそんなんか。知らんけど

奥から出てきた女将さんにお金を渡す
40分で出てこいと念を押される。いや電話でも聞いたし
なんなんだ一体

奥まったところにある浴室



薄暗い脱衣所

からの







明るい浴室に大興奮
見せ方を知ってますな



ホテル山百合ほどではないが、こちらも湯泥が沈澱。足を入れると湯泥が舞い濁りがきつくなる



投入量は多めだが、引湯の関係で湯温は39度
暑い盛り、あつ湯の多い乗鞍高原温泉にあってこのぬる湯はありがたい



石組の湯船
石にはびっしりと硫酸塩の析出が付いている
欲を言えば四方のうち一方の石は析出を削り落として背中を預けられるようにして欲しい



細かい湯の花
底には湯泥の他にパリパリとした析出物が沈澱していた。カルシウムかしら


排湯は湯口と対角から放流されている



しばし揺蕩う
あ、窓際は寝そべれるようになっているぞ



窓から優しく吹き込んでくる高原の風を受けながら放心
このままずっといたい…

これは良い湯。次は泊まりで来てみたい

みたけ荘
長野県松本市安曇4291
0263-93-2016
600円

湯川源泉
単純硫黄泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・高温泉)
成分総計0.9091g/1kg
pH3.20
泉温46.8℃
ほとんど無色澄明、微酸味・強硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
硫酸イオン336.8mg
遊離二酸化炭素202.0mg
遊離硫化水素35.4mg

乗鞍高原温泉街の奥の方に位置する。道は不安なし
駐車場は敷地におよそ20台分