続いて向かったのは山水館信濃
しかし乗鞍岳はハイシーズン
登山の人、ロードバイクのヒルクライムの人で賑わっている
そんな人たちを横目で見ながら黙々と湯巡り


高原に相応しい佇まい
550円を渡して浴室へ向かう



めくるめく温浴タイムへ誘うかのようなピンク色の壁

浴室に一歩踏み入れると







更に露天風呂







満点!満点が出ました!
体操王国ニッポンの復活です!

まずは内湯



おなじみ湯川源泉
毎分40リットル程度の投入量か
適温42度といったところ



長野県の温泉は排湯の仕組みが丁寧
こちらも排湯溝は底から少し浮かせた板に囲まれ、風呂の底の方の澱んだ湯から排湯する構造

てことは!



ですよね、底にはたっぷりの湯泥が溜まっていた
勿論顔や鎖骨あたりにスリスリこすりつけておきました



窓も大きくて開放的でんな

露天風呂へ移動
こちらは40度くらいのぬるめ



大変美しい庭に設えられていて、まるで自分も美しい生き物になったかのような錯覚を覚える
気分は大きな貝の上にいるアレだ


(アレ)

羽アリが沢山墜落していたが、幸いアブちゃんはいない



ターコイズのような美しい湯
しかし舐めるとエグい味
美しい花は手折らずあるがままを眺めよということか

風呂から上がる
私は太陽の塔Tシャツに海パンという夏の湯巡りの正装なので、ものの10秒ほどで着衣完了
脱衣所で一緒になった長髪の青年がギョッとしている
「ふはは、50にもなって海パン一丁で温泉巡りをしているんですよ」と悪びれず声をかけた
「え?50?もっと若く見えますよ」





山水館信濃
長野県松本市安曇4298-6
0263-93-2301
550円

湯川源泉
単純硫黄泉(硫化水素型)
(低張性・弱酸性・高温泉)
成分総計0.9091g/1kg
pH3.20
泉温46.8℃
ほとんど無色澄明、微酸味・強硫化水素臭を有す
主要成分(1kg中)
硫酸イオン336.8mg
遊離二酸化炭素202.0mg
遊離硫化水素35.4mg

乗鞍高原温泉の最深部
道は不安なし
駐車場はおよそ30台分