次の風呂に行く前に、少しだけ散策しましょう


肝心の看板が飛んでますが安代館
雰囲気あるよね


これは渋温泉の有名なナントカって旅館




この辺りは渋の外湯

さすがメジャーどころ、フォトジェニックちゃんね











グッとくる店の数々

定年後はこの辺りの温泉組合で湯守とかしたいな(ぽわー)


さて、夕涼みして復活を遂げたアンプさん

日本一格好いい名前の共同浴場へ


その名も「開花湯」


ざんぎり頭を叩いてみれば文明開花の音がする

ついに、私も文明開花の恩恵に浴するのですぞ




大湯よりも質実剛健な佇まい

文明開花の片鱗も感じず



お、おう

ベリベリ質実剛健な浴槽

細かいタイルが文明の夜明けを感じさせるか


デベソのような湯口からアチアチの源泉がじゃんじゃんかけ流されている。これはかなりのあつ湯と見た。しかし私は先程北信に伝わるあつ湯入浴法を伝授されし者。いざ勝負!


手を入れる


(漫☆画太郎さん尊敬しています)


これは超絶55度

神よ、人間は何度まで耐えられるように設計されたのですか


これはしかし無理でしょう。文明開花の恩恵に浴するのにも限度がある。水で埋めてしまおうか


しかし…


壁にはこのような張り紙が

加水は悪

美しさは罪よ、僕のバン!


こうして逡巡していると、地元の先輩と思しき人が入ってきた

湯べりによいしよっと座り、手を湯に浸けると「ははは、これは入れない」と言い、蛇口から盛大に加水を始めた

そうですよね、こんなん入れないですよね


こうして開花湯を堪能

ざんぎり頭ならぬヤカン頭を叩いてみても、文明開花の音はしなかった。滔々とかけ流される音だけがしたのでした


開花湯

長野県下高井郡山ノ内町平穏2314

宿泊者と組合員のみ利用可

9:00〜22:00


共益会11号ボーリング

ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉

(低張性・弱アルカリ性・高温泉)

成分総計1.623g/1kg

pH8.2

泉温91.7℃


主要成分(1kg中)

ナトリウムイオン362.1mg

塩化物イオン533.8mg

硫酸イオン257.0mg