今日の星座占いは11位
朝からジョギングをしたのだが、



(今朝の松本城)

なんと、イヤホンが外れて植え込みのほうへ転がったと思ったら、


お堀にポチョン



鯉がぱくー

そりゃないぜセニョリータ!
帰って調べると、なんと片方だけなのに1.5万円するんだとか
これか!これが11位の理由か

いえ、これだけでは済みませんでした

つるや旅館で出会った青年
鹿教湯温泉でおススメを尋ねたところ、「共同浴場の近くにある天竜閣というところ、廃墟みたいで面白かったですよ。貸切でしたし」と教えてくれた
お湯はあんまりらしいが、Googleマップの口コミを見ると水風呂みたいな記述があったので、もしやぬる湯の名湯なのかもしれぬと思い、二湯目に向かってみた



たしかに。かなり草臥れてますね

中に入ると、女将さんと客のご夫婦らしき人がいた。湯銭500円を払い、浴室へ



脱衣所には3〜4つスリッパがあって、壁の向こう、女性の脱衣所らしき方からも声が聞こえてくる
あら、結構な人気なのね
脱衣所にいた青年に声をかける
アン「結構お客さんいるんですね」
青年「うぐふふ」
ん?なんだちゃんと話せないのかしら

浴室に入ると、3分割された内湯があった。1つは完全に水、もう一つは30度くらいのぬる湯、一番小さいところが湯口のあるところで、そこでおよそ39度くらいか
湯口のある浴槽に先客が3人、かたまって入っていた

(ネットより)
ドバドバ出てるのは循環の湯らしく、その脇に小さな塩ビパイプがあるのだが、そこから源泉がチョロチョロ投入されている

2人が湯べりに座り、もう一人、ぽちゃっとしたおじさんは向かい合うように肩まで湯に浸かっている
私は最初ぬる湯に浸かっていたが、源泉投入がなく、結構湯の花でない何かが浮いていたので、先客のいる浴槽に入った

なんか怪しい雰囲気ではあるが、女の人いないし大丈夫かしら
と思って先客を横目でチラっと見ると、なんと湯べりに座ってるおじさん達のナニは怒髪天を衝く状態ではないか
え?なに?

すると女湯から二人のおじさんが入ってきた
え?女湯から男の人が来たよ

しかし風態が普通っぽいので、地獄に仏とはこのことか、くわばらくわばらと藁にもすがる思いでおじさんの一人に話しかけた
アン「いやあ、このお風呂変わってますよね。3つの風呂はどういう理由で分けてるんですかね」
おじ「いや、元々は広い湯船だったんですけど、広い湯船を温めるだけの燃料代が出せないということで、こうやって小さくしちゃってるんですよ」
アン「へえ、なるほどなるほど。ところで女湯のほうから来ませんでしたか?」
おじ「いやまあここは女湯というか、我々『あっちの湯』と呼んでまして。あっちは大塩の源泉引いてるんですよ」
アン「へえへえ!」
ここから温泉談義が始まったのだが、どうも微妙に話が食い違う
おじさんは温泉といっても、混浴の、しかもハプニングがあるという混浴ばかり話すのだ

はあ、なるほど、と生返事をしていたのだが、
チラッと他の人を見ると

え?おじさんがおじさんの金剛力士像を◯◯してますよ



これは凄いところに迷い込んでしまった
温泉巡りを始めて972湯、ついに私は本物の混浴マニア、ハプニング混浴の現場に迷い込んでしまった

お尻の貞操の危機を感じたので、皆さんを刺激しないようゆっくりと脱衣所に向かう

脱衣所には新たに男性か女性か俄かに判然としないお姉さんが服を脱いでいた
こ、こんにちは

あと10歳若かったら、私も心から楽しめたのだろうか

ホテル天竜閣
長野県上田市西内904
0268-44-2126
500円

泉質不明

鹿教湯温泉街の入口。道に不安無し
駐車場は敷地に20台分