く安倍元総理のご冥福をお祈りします




今日は朝からビーナスラインへ

ノリさん達と富士見台で話していたが、沢山の観光客が裏の山を登っている
なんだなんだ、登ってみよう



わー、黄色い花がいっぱい咲いてるぞ
どうもニッコウスギゲ、いや、ニッコウキスゲという花らしい

ノリさんアジさんとお別れし、そのまま茅野の方へ下る。今日は露天風呂しかない風変わりな温泉に行くと決めていたのだ

縄文の道から一本入るといきなり未舗装道
50メートルほど進むと二股に分かれており、こんな看板




ふむふむ、下の駐車場だな
左に折れると戦車じゃないと走れないような荒れたオフロードじゃないか!止まってバックに入れるが空転。おいおいこんなところでJAFのお世話になるのか
幸い少し前に出て、じわじわ後退して事なきを得たが、これじゃ駐車場にたどり着かない
縄文の道の脇に停めるか

店の人に電話してことの顛末を伝えると、「お客さん、下の駐車場も使えると書いてるでしょう、左じゃなくて右、上の駐車場に停めてください

。。。お騒がせしました…


さて、正規の駐車場にクルマを停め、受付を済ませる。受付は宿泊棟の方でするが、この建物はなかなか素敵





しかし、温泉は凄い原始的なのだ
「クルマの後ろにゴザの道がありますから、それを進むとピンクの暖簾が女湯、ネイビーの暖簾が男湯になっています



NDちゃんの後ろのゴザの道を進むと



む、左の萱の向こうが温泉だろうか


昔ネイビーだった暖簾をくぐると



オーウ!ファンタスティーック!!

スッポンポンになってえいや!っと飛び込もうとしたが、草履を発見してしまった


なんと、藻が繁茂しているので滑り止めで草履を履くのか
群馬のしゃくなげ温泉では、藻がでさんざんな思いをしたのだ。ここは素直に従おう

草履を履いて湯に入る。足元が見えないので、沈め石でなんどかつんのめった


湯船は30人サイズ
褐色の湯が張られている
湯温は湯口の方が44度、湯尻で41度といったところか。表面積が大きいので冷めやすい


湯ざわりはキシキシとスベスベが同居しているタイプ。匂いはしないが、口に含むと強い土の味

ふむふむと温泉探偵が湯の素性について調べていると、不意に懐かしい、いやおぞましいサウンド

「ブーン」この羽音は
わ!わ!わ!もうアブちゃんの季節なのね!

残念ながら縄文時代がコンセプト、ここにはハエ叩きもアースジェットも置いてくれていない。自分の身は自分で守るのだぞアンプよ

両手に濡らした手拭いを持ち、ぶんぶん振り回す
あっ!お見事!



(墜落したウシアブちゃん。南無)

緒戦はアンプさんの勝利
しかしアブちゃん達は日に日に数を増やしていき、ついには飽和攻撃をしかけてくるに違いない

ああ、当面露天風呂や野湯は控えます

風呂からあがり、宿泊棟のロビーに行く
すると凄いものを発見



この芸術が爆発した感じ
これは太郎ちゃんの作品じゃないの!

俄然おじさんを質問責めにするアンプさん
おじさんは苦し紛れに「た、たろちゃんの書もありますよ」なんですって?



(写りこんでるおじさんは誰ですか)
そか、縄文時代の火炎なんとか土器とか、たろちゃん大好きだったのよね


聞けば断食道場もやっているとか
これはアブちゃん禍が過ぎ去った秋あたりに宿泊せねば…

八ヶ岳縄文天然温泉尖石の湯
長野県茅野市豊平10246-1
0266-76-5211
1,100円
10:00〜17:00(但し夏季等、日が長いうちは17:00過ぎても入れるとのこと)

源泉名は施設名と同一
ナトリウム-硫酸塩・塩化物・炭酸水素塩泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総計2.921g/1kg
pH7.4
泉温53.5℃
湧出量78.4ℓ/分
ほとんど無色澄明、苦味・鉄味・微塩味・微硫化水素臭を有す。
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン681.9mg
塩化物イオン350.3mg
硫酸イオン1,014mg
炭酸水素イオン490.1mg

縄文の道から先は未舗装道。スポーツカーは底擦り注意
駐車場は上が5台。下は不明