神乃湯で復活を果たしたアンプさん
ぐんぐん坂を下っていく



お!諏訪湖が見えるぞ!なんか海みたい!
大はしゃぎのまま次に向かったのは下諏訪温泉
名にしおうあつ湯エリアですけど大丈夫?


広大な四ツ角駐車場
駐車料金を払おうと受付に行くと
「ん?菅野温泉行くの?じゃあこれ」



この紙を渡される。写真は既に温泉でスタンプを押してもらったものだが、この紙を渡すと駐車料金は無料になるのだ
素敵なシステムね

路地を進む


奥に「菅野温泉」の看板が見える



「ゆ」の字のところが透かしになってるのれん



おお!



格好いい看板
特に「埜」がいいね。トゲトゲしたかんじがお気に入り



平日の昼下がり
お客さんはいない、が残念ながら撮影禁止
普段は撮影禁止?関係あるかい!とコンプラも天ぷらの一種かというくらい雑な人生を送っているが、流石に2枚も貼り紙されているので気がひけた。なのでネットより拝借



(ネットより)

かわいい!可愛すぎるよ菅野温泉ちゃん!
飯坂の共同浴場を彷彿とさせる小判型の湯船には、とよとみの湯量を誇る下諏訪の旦過源泉がじゃんじゃんかけ流されている
まずは体を丹念に洗う
シャワーも源泉なのだろう、少し焦げたような匂いに包まれる

さて、入浴
旦過源泉といえば、下諏訪の誇る激アツ湯だが、引湯距離が長いのか44度くらいのスカッとしたあつ湯
とはいえ真夏、すぐに汗が止まらなくなった
湯ざわりはキシキシ。味はそれほどしない
それよりこのお焦げのような匂いはなんだろう
分析表を見る限り硫黄系は入ってなさそうなんだけどな
温泉とは奥の深いものよ

さて、スカッと上がり、脱衣所で扇風機に当たる


(掲示されていた注意書き)
こんな小学校に通いたかった…ランドセルの中には手拭いと石鹸箱入れて…

ボトボトになりながら駐車場に戻る
おじさんに紙を渡すと、お、あんた温泉マニアかい?と声をかけられた


(なんでわかったんだ、と思ったら胸に書いてた)

おじさん「次温泉に行くことがあったらヨ、ここに行きな」
アンプ某「え?旦過の湯はですか?」
おじさん「あそこも水道水で埋めてるからダメだ」


地図にマーカーで印を入れてくれた
おじさん「湯たん歩°というところだ。7年前にできたんだが、ここは熱い源泉とぬるい源泉を混ぜて42度にしている。」
アンプ某「成る程、成分が薄まらないということですね。しかしお詳しいですね」
おじさん「去年まで勤めてたんだよ。こんな質問してくれる人もいないから寂しいもんだ」
アンプ某「わかりました。次必ず行ってみます」

下諏訪は温泉も良いが人も良い
いい思い出ができたのでした

菅野温泉(すげのおんせん)
長野県諏訪郡下諏訪町大社通3239-1
0266-27-1076
240円
5:30〜22:00

旦過1号、2号混合泉
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
(低張性・アルカリ性・高温泉)
成分総計1.078g/1kg
pH8.7
泉温56.8℃
主要成分(1kg中)
ナトリウムイオン226.9mg
カルシウムイオン83.2mg
塩化物イオン185.4mg
硫酸イオン481.7mg

下諏訪の中心街。道に不安なし
駐車場は最寄りの四ツ角駐車場を利用。本文中にあるとおり菅野温泉利用者は無料で駐車できる