東鳴子の中では近代的な印象が強いなんぶ屋。玄関はなんと自動ドアだ
浴室は広くて明るい。シャンプー類も充実しているし、しかも混合栓だし、ここは湯巡りの最後に訪れて帰り間際にもう一度汗を流すのにうってつけだ

湯はやや灰色がかった色をしている。そして東鳴子らしいアブラ臭、ただし初音旅館ほど明瞭ではないか
内湯は10人が余裕で入れるサイズ。右手に2人前の寝湯がある
浴室全体が湯気でこもっており、かなり暑い。声が上ずってきた
たまらず露天へ

露天は三方が建物で遮られ、残る一方も高い垣で開放感は全くない。ただ風が常時入ってくるので湯籠りせず気持ちいい

露天は湯船も床も木製。しかし東鳴子の泉質と木は相性が良くない。腐ったような黒ずみが木枠を覆う
(反対に硫黄泉と木枠の湯船は相性抜群、白いコーティングが木を更に美しく見せる。那須湯本の共同浴場などどうだ)

旅館なんぶ屋
宮城県大崎市鳴子温泉鷲ノ巣90-18
0229-83-3437
500円
10:00〜20:00

ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総量1.3035g/1kg
pH7.4
泉温66.4℃

東鳴子の集落のメインストリート沿い
駐車場は30台程度