私が湯巡りを始める遥か昔、この地に蛇の湯という旅館があったらしい
その旅館を居抜きでつかっているのがここ
中山平らしいうなぎ湯
琢琇のある通りをどんどん下っていくと廃墟のような建物がある。旅館本体は使用しておらず、浴室とそれに連接する休憩所で営業しているようだ
玄関先には足湯があるが、これもかなり劣化しているので撤去した方が良いと思う
玄関先でシュウシュウと音を立てて湧き上がる源泉。辺りは硫黄の臭い
500円払って中へ

浴室は香ばしい硫黄の臭いと芳しい木の匂いが混じり合ってとても良い匂い。浴室は綺麗に整備されている
湯はニュルニュルのうなぎ湯
そしてなんと言っても、あまりに美しいエメラルドグリーンの湯
これはバスクリンでも入れてるのではないか?というくらい綺麗な蛍光色。特に窓から陽が差すと、その美しさは神々しいほどに
(ほかの湯客がいたので写真を撮らなかった。後でネットで探せばあるだろうと思っていたが、いざ探すとあれほど美しい色の写真がない。撮っておけばよかった…)
湯船の奥、一段高いところに蒸し風呂用と思しき板敷の間があった。下に湯が張られておらずひんやりしていたので、そこで横になって休憩
ああ、ここは中山平暫定トップの湯です

上がってから店の女性に素晴らしい湯ですねと興奮気味に話すが、けんもほろろの対応。社会の窓でも空いていたのかしら…

蛇のゆ湯吉
宮城県大崎市鳴子温泉星沼6-1
0229-87-2323
500円
10:00〜17:00

含硫黄-ナトリウム-炭酸水素塩泉
(低張性・アルカリ性・高温泉)
成分総量1.1333g/1kg
pH9.3
泉温83.5℃

R47から琢琇の通りに入る。道は良いが一部崖が崩壊している
駐車場は本気出せば50台位停めれるほど広大