温泉巡りを始めて何度も聞いたその名前
「とくさおんせん」
数多の温泉好きの心を掴んでは離さない風情、泉質、そして客層
しかし昨年の大雨で湯小屋は流され、今年に入っても土砂で埋もれていたらしい
最近土砂の撤去が終わり仮復旧したと聞き、初めて訪れることに

塩原から長閑な南会津の道を進むこと約1時間
やはり遠いのね
入り口
仮復旧の看板
川沿いに下りていく道を進むと岩風呂を埋めていたであろう川砂が積まれていた
諸所に湧く水、綺麗ですな
おー、小屋がないぞ!剥き出しだ!
湯は新鮮そのもの
香ばしい硫黄の臭いがしっかりする
透明でこんなに良い臭いがするのは十津川の湯泉地温泉くらいしか知らない
足元湧出、そして素晴らしい程の適温
凄いぞ木賊温泉岩風呂
脇を流れる西根川
川床が岩風呂の高さと2mくらいしか差がないのではないか
これはすぐ埋まるよな
そして埋まるたびに全国各地からの寄付で再建されるその人気もよくわかる
風呂の上、岩に穿たれた穴
小屋掛けも良いが、この野湯っぽい雰囲気もまたいいではないか



さすが木賊温泉岩風呂
その魅力にノックダウン

木賊温泉共同浴場岩風呂
福島県南会津郡南会津町宮里
0241-64-5611
200円(募金箱)
24時間

単純硫黄泉
(低張性・アルカリ性・温泉)
成分総量不明
pH9.4
泉温44.8℃

道は特に問題なし
駐車場は5台分