かねてから行こうとして行きそびれていた平山温泉

この夏ようやく訪れることができた

駐車場はガラガラ

急坂を下る

モノレールついてるぞ

天然クーラーなので玄関は開放

海抜200mほどなので1.2℃しか効かない天然クーラー

玄関には熊

静岡市内の中心地から20分ほどしか離れていないが、かなり山深いらしく、シカやイノシシ、カモシカも出る

湯銭は1時間500円

1日券は1,000円

古き良き脱衣所

浴室に入るとふんわりたまご臭

いいですね

先客が二人、地元の先輩達

いやいやどうもと挨拶して3分割されている内の一番大きな湯船へ

硫黄泉らしい細かい白い湯の花が舞う

真ん中の岩から加温された湯がじょじょじょとかけ流されている

以前はこの3倍は出ておったと先輩

目の前は竜爪川

5年ほど前の台風(鬼怒川決壊したやつ)で、この川も氾濫して床上浸水したとか

上流から流された土砂でせき止められて、天然ダムができて危なかったので、市が業者を入れてダンプ5杯分の土砂を浚ったそう

先輩のご教示は続く

乳母の湯の乳母は、大政奉還の時に江戸から帰郷した人のことで、その人がこの湯を見つけたこと、ここのおでんは静岡おでんで大変美味しいこと、秋には自然薯がとれてそれも名物なこと、先ほどの急坂を登れなくなるといよいよお迎えが近いこと

60半ばの先輩の話はまだまだ滔々と続く

後の方は適当に相槌を打ちながら(失礼)、この湯はたいへん愛されているのだなと嬉しくなる

帰りに店の若い女性に話しかけられる

どこから来たのか問われたので大阪です、ここの湯は全国的に有名なんですよ、いや噂に違わぬ名湯でしたと答えると、そう言っていただけると凄く嬉しいですとニッコリ笑ってくださった


平山温泉龍泉荘

静岡県静岡市葵区平山136-2

054-266-2461

泉質等失念