磐梯熱海温泉を後にして、横向温泉へ
横向温泉は3つの宿泊施設がある。
今夜泊まる滝川屋旅館は一番下流にあり、下の湯と呼ばれている
湯けむり流星号の奥に写っている古い建物は湯治棟
母屋の引き戸
開けるとドーンと大岩が鎮座
なんだなんだ?
岩のあるところに建物を建てたのだそうです
ここは一日2組限定
私と背徳さんが愛してやまない松の湯温泉と同じく、夫婦でやってるのでそれ以上取れないとか
では早速風呂へ
どんどん下る
おー!これだこれ
浴槽は3つに区切られ、右奥の湯口があるところが2人サイズ、左奥が1人サイズ、手前が4人サイズ
いずれも底から屁くらいの泡が出ている
そうです温泉ファン垂涎の足元自噴なんです
ここをもう一組の宿泊客と1時間交代で入る仕組み
茶色いモコっとした湯の華は確かにウニのよう
おー、こうして見ると宇宙に浮かぶ無数の銀河のようだ
(大げさなのは嫌いですか?)
すっかり大興奮のa-m-pさん
泉質は単純泉だそうだが、本当かしらね
湯自体はキシキシ感の強い感触だけど、湯の華が潰れるとスベスベする
味はそれほどしない。弱い土気臭
普段は食事のことは書かないのだけど、女将さんがとても良い人なので紹介
料理は栄養士の資格を持つ女将さんが一人で作っている。色々美味しかったのだが、一番はこれ
こづゆ
こごみとじたけがうんめえ!
女将さん、山に入る時、熊除けのためにみんなでホーイホイと掛け声かけながら入るお話、一生忘れません
横向温泉下の湯滝川屋旅館
福島県耶麻郡猪苗代町若宮下ノ湯甲2970
0242-64-3211
単純温泉
(低張性・中性・温泉)
成分総量1.1g/1kg
pH6.2
泉温39.9℃
湧出量27.8ℓ/分
さて、翌朝もう一つ上の中の湯へ
未舗装路を進む
おー、これは草臥れた宿ですな
湯治宿で、湯は上の湯であるマウント磐梯と同じ
浴槽は二つ。右が非加熱源泉槽、左が加熱源泉槽
右の浴槽、湯口からちょぼちょぼ流れているのが源泉
左の浴槽、二本のホースからじゃんじゃん流れているのが加熱された源泉
窓から外に出ると露天風呂が二つ
ここは内湯より熱めの湯をかけ流しており、雨の中でも温かくて快適
泉質は滝川屋旅館と似た感じ
これで300円か、いいなあ
3人の地元の先輩と色々話す
チューハイ片手に周辺のおすすめ温泉を教えてくださった先輩ありがとうございました
横向温泉中の湯
福島県耶麻郡猪苗代町若宮中ノ湯甲2975
0242-64-3341
単純温泉
(低張性・中性・高温泉)
成分総量0.58g/1kg
pH6.4
泉温44.9℃
横向温泉の二つの温泉を巡る
湯にも惚れたけど、素朴な人たちにも惚れた旅になりました