鍬渓温泉は兵庫県小野市にある小さな温泉
江戸時代から湯治場として地元の人たちに愛されてきた
褐色の湯は塩の湯と呼ばれる塩化物泉で、かの有馬温泉にも引けを取らない濃さだったとか
私が密かに敬愛するブロガーもここを訪れ、湯の素晴らしさと150円定食について最高の賛辞を贈っている
2010年に惜しまれつつ廃業したが、2018年に復活
ネットでは「関西最後の秘湯」と紹介されている
これは行くしかないでしょう!
開店は11:00
少し早く着いたが、すぐ入れてくれた
食事ですか?お風呂ですか?と尋ねられる
お風呂に決まってるでしょうよと内心思ったが、併設している蕎麦屋が有名らしく、蕎麦目当ての客も多いみたい
600円を払って奥へ
強烈な塩素臭
開店直後とはいえ、過去最高の臭さ
湯は循環。写真でもわかるが浴槽の底に大きな吹出し口と吸い込み口がある
湯口からの投入なし、当然オーバーフローもなし
湯は無色透明。褐色のにごり湯をここまで透明にできるのか
過去の先輩たちのブログを読む限り、ここは兵庫県で一二を争う名湯だったのは間違いない
その湯を無理やり濾過して透明にし、濾過するのに時間がかかるから掛け流しをやめて循環にし、塩素ぶち込んでくっさい湯に変えた
税金1億6千万円を投じて何をしてるんだ小野市
これは同じ名前で商売すべきでない
二度と関西最後の秘湯などと呼ばないで欲しい