「他の人を避ける練習」の重要性 | あたまの柔軟体操(さんぞう個人ブログ)

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社交ダンスと日常生活を通じて、「あたま」を柔らかくしましょう!...というブログです。

社交ダンスにおいて、「他の人を避けて踊る練習」は、とても重要です。

 

なぜでしょうか?

 

自分が進みたい方向の一点だけを見て踊る人と、

視線をぼかしながら、広い視野で踊る人では、

眼球の周りの筋肉の緊張具合が変わるので、

根本的な「フットワーク」に対する考え方が変わってきます。

 

もう一つ、

スピンターンのオーバーターンで、

回転の間している間に、周囲を見て、フロアーの何処が空いてるか、判断できる人と

周囲を見ないで「オレ様は回転するんだ」という意識だけで、回転している人では

当然ながら、踊り方に差が出ます。

 

競技選手にもいますよね。

 

人がいようがいまいが、フルアクセルで、ノーブレーキで、

カチンカチンのホールドで、床を蹴っ飛ばして、突っ込んでくるカップル。

 

「野生のたくましさ」というか、荒々しさというか、痛々しさというか、

「アフリカン・ダンス」というか....

イノシシのように、ひたすら他のカップルに向けて、「突進」してくるやつ。

 

厄介なのは、先生が、そういう教え方をしてるってこと。

周囲のことを考えたら、姿勢が崩れるから、自分のことだけ考えなさい。

っていう指導をしているってこと。

 

ダンスを踊るときの視野が狭くなると、人間生活における視野も狭くなる。

社交ダンスを教える「先生」には、そういう人が多い気がします。

 

 

頻繁に眼球の移動を行いながら、広範囲を見渡す人と、

常に一点だけを見て、踊る人では、なにが違うか?

 

まず「足の裏の使い方」が違ってきます。

そいて、「腕の使い方」が違ってきます。

「ボディの柔らかさ」が違ってきます。

 

「他の人を避ける練習」の重要性。

 

眼球周りの筋肉を「やわらかくする」ことで、

ボディ全体を使って踊れるようにすることにあります。

一点集中では無く、広い視野で周囲をみる習慣をつけましょう

 

ってこと。

それが「他人を避ける練習」の真意。

 

常に周囲を見て踊れば、他の人を避けることができるようになるし

他の人を避ける練習をすれば、常に周囲を見て踊れるようになる。

 

それによって「足の裏を使うことが出来て、ボディが柔らかくなる」

 

 

なぜか知らんけど、それを否定する先生がたくさんいます。

周囲を見ないで、カラダを固めて踊らせることの「美学」。

 

根本的に、なにかが違っているような気がします。

 

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