キッチンの蛇口が新しくなった | あられせんべいの幻想パラダイス

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この世はすべて幻想。だけど面白い事いっぱい。
ドイツに住むあられせんべいが、幻想、妄想、夢や現実・・・etc.を綴ります。

この家に引っ越して来て約13年。

ほぼ毎日使っているキッチン。

その中でも蛇口はかなり頻繁に使っていて、

一年以上前から、新しい蛇口が必要だなぁーと

思いつつも、なかなか重い腰が上がりませんでした。

何故ならば、ドイツではこの手の事にはとても時間がかかるから。

(だったら、早く取り掛かった方がいいに決まっている)


騙し騙し使っていましたが、

1ヶ月くらい前、夫が家にいる時に、

キッチン屋さんを回って

蛇口巡りをしました。


わたしがキッチンを買った時の流行りと

今の流行りが違っていて

今の主流の蛇口はこんなタイプのようです。




右側と左側のタイプが今の流行りのキッチンの蛇口。


わたしが選んだのは、この真ん中のタイプ。

今まで使っていた蛇口と似ていますが、

違いは、素材がクロムメッキじゃなくて、ステンレスなのです。


クロムメッキは鋭いものが当たると

そこに傷がついて、メッキが剥がれて来ていました。


ステンレスのこのメーカーのだったら

頑丈だろうなと言うことで

これを選びました。


毎日何度も使うものですからね。

頑丈でないとね。


この蛇口に決めて、注文して、品物が届くまでに

4、5週間かかりました。

蛇口が届いたら、次は、蛇口をつけてくれる職人さんと

コンタクトをとるのにまた1週間ほど時間がかかり、

今日、やっと職人さんが来てくれました。




ついた蛇口がこちら。


ま、普通な感じですが、

今まで、実は、シンクの中の方にある大元の蛇口の方が

壊れていて水流があまり良くなかったんです。

今日はこちらの方も修理してもらって、

すっごい気持ちいいくらい水が流れ出るようになりました。


夫は「これから水道代が上がるかも・・・。」とポツリ。


この蛇口をつける時に、

職人さん、かなり苦労していました。

つける時というか、古いやつを取り外す時に

ネジを緩めるのですが、そのネジになかなか手が届かなかったらしい。

そうなんですよ、結構無理な姿勢での仕事になりますから、

職人さん、真っ赤な顔になって汗かきながらやってくれました。


でも、蛇口を買ったお店から

この職人さんは長い間やっているプロフェッショナルと

聞いていたし、雰囲気も誠実なドイツ人のオッチャンって感じだったので、

すごく安心でした。


そして、この職人さん、

シンクの下の下水の配管を見て、

「こりゃ間違っとるよ」と。




この灰色と白のくにゃくにゃした管の

曲げ方が間違っていたみたいで、

それも直してくれました。


ちゃんと最終チェックもしてくれて

水漏れがどこにもないか確認して

職人さんは帰って行きました。


この職人さんは、ちゃんとした人だ!と思ったのは

道具箱がきちんと整理整頓されていて、

道具を出したら、しまって、次の新しい道具を出したら

今まで使っていた道具をしまって、と

すごいきちっとしていたんですよー。

うちの夫だったら、とりあえず、なんでも出しっぱなし、

使わないものはそこら辺に放りっぱなしって感じだから

やはり出来る職人さんってこう言う感じなんだろうな。


そんな訳で、職人さんにはチップをはずみました。笑


さて、気になるのは、請求書がどのくらいになるか、ですけど。

まあ、それは夫に任せることにしましょう。




昨日の夜から食べたかったので

蛇口が新しくなった後に

メロンパン作りました。


一回で焼こうと、天板にぎゅうぎゅうに入れたら

くっついちゃったわ!!




今日は見知らぬオジサンが来たから

パトロールを念入りにやっておくわね。


ワンコは蛇口交換の間、

長いことワンワン吠えていましたが、

いつしか静かになっていました。