とうとう買ってしまった カバーステッチミシン | あられせんべいの幻想パラダイス

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ドイツに住むあられせんべいが、幻想、妄想、夢や現実・・・etc.を綴ります。

ずーっと欲しいなぁと思っていた

カバーステッチミシン。


カバーステッチミシンってなに?

多分、お裁縫にあまり馴染みのない方は知らないかも。

そういうわたしだって、前は知りませんでした。


カバーステッチミシンは

表は普通の直線縫いだけど

うらは、ロックミシンのような縫い目になっていて

Tシャツの袖口とか裾とかの縫い方がそうで

伸縮性がある縫い目なのです。


まあ極めて、特殊なミシンです。


だけどこれがあったら

Tシャツとか伸縮性のある生地のステッチが

既製品みたいになるし

作れるものが増えるなぁーって思っていました。


で、ちょこちょこと中古品を見ていて

去年の暮れあたりに良さそうなマシーンを

見つけました。




土曜日に我が家に来ました!




Babylockのカバーステッチミシン。

日本では「ふらっとろっく」と言う名前のマシーンです。

中古品で、もうすぐ4年もの。


わたし、前は知らなかったんですけど

Babylockって日本の会社で

ロックミシンやカバーステッチマシーンなどを

一つ一つ手作業で作っているそうです。

新品はどれもめっちゃ高くて

どのマシーンも、1000ユーロを軽く超えます。

丁寧に作っているんだったら、高いよね。

でも、だったら、中古品でも問題ないはず。

それに日本製だなんて、ますます頑丈で壊れにくいはず。


あと、Babylock製品の特徴は

糸通しがボタンを押すだけで出来てしまうこと。

ロックミシンをお持ちの方はわかりますよね、

糸通しって結構面倒です。




カバーステッチマシーンは

ルーパー糸が一本あるのですが、

この糸通しがボタン一つで完了するんです。


もうねぇ、年取って、老眼鏡が必要なお年頃になると

これが楽でいいんです。


これを見たのは

Ebaykleinanzeigen。

ちょうどうちから車で30分ほどのところに

住んでいる人が出品していました。

売りに出した本人は今は自宅にいないそうで

代わりに旦那さんが当日家にいるからと

この週末に行ったんです。


午後に行ったのですが

太陽は出ていたけど

寒い日でした。

そこの旦那さんは、

「他人を家の中に入れたくないんだ」と言って

玄関の外にミシンを準備していて、

そこで、わたしはミシンを見たり

質問があったので、旦那さんが

奥さんに電話して聞いてくれたり、

ずーっと外でやりとりしました。


まあねぇ、他人をすぐに信用しない人って

いますけどね、

だったら、個人間のやり取りするようなサイトに

出品するのってどうなのよ??


もしこれが奥さんだったら

違ったのかしら?

それとも、やっぱり

「他人は家の中に入れたくないの」って

言われたのかしら?


それに、わたし、彼らの名前とか住所とか

知ってしまった訳だし。


もしかして、家の中に土足で入ってくるのが嫌だったんでしょうか。

まだ雪も積もっていたしね。


そんなこともありましたが、

マシーンを試しぬいしてみて、

いい感じに縫えていたので

旦那さんのクソ対応は忘れてしまいました。


運転してついて来てくれた夫は

これでもかってくらい値段交渉してくれましたからね。

「値切り大王」大活躍でした。笑




家に帰って、興奮してミシンを試しぬいしていたら

誤ってチャコを入れ物ごと落としてしまい

いくつか粉々になってしまいました。

ま、いいや、チャコは(ミシンと比べたら)安いものだし、また買えるしね。


早速、Tシャツとか縫ってみたいと思います。