ラスト一回 | あられせんべいの幻想パラダイス

あられせんべいの幻想パラダイス

この世はすべて幻想。だけど面白い事いっぱい。
ドイツに住むあられせんべいが、幻想、妄想、夢や現実・・・etc.を綴ります。

次男がギムナジウムに入学した時に

学校にある食堂でのボランティアで

手伝いを始めて8年になろうとしている。


月に2回程度で手伝う時間も2時間半くらいなので

もう8年もなるのか!と驚くほど。


始めた時は相当ドキドキしたものだ。

だって、ドイツで働いた経験のないわたしが

言われた仕事を理解できるだろうかって

自信なかったし。


わたしが手伝う時間帯は

9時から11時半までなので

主に、料理を作るのがメイン。


そんな中で、わたしがやってきた仕事は

野菜の下準備。

洗って皮を剥いたり、切ったり。

たまにだが、8年もやっていると

段々この野菜は洗って皮を剥くとか

覚えて来るもの。


学校の食堂は

このインフレ時にあっても

まだ値段据え置きで

この値段で、温かい料理が食べれて、

サラダもついてて(サラダバーなのだ!)

デザートもついているって

有り得ないです。


この値段を維持出来るのも

わたしのようなお母さんや、時々、お父さんや

おばあちゃんも!お手伝いに来てくれるお陰なのです。


コロナ禍になって

月2回が月一回とか全くキャンセルとかで

回数がグーっと減って、

今では食堂もまた普通になったけど、

わたしのお呼ばれは月一程度になってしまった。


さらに、今日がその月一の手伝いの日だったけど、

6月は無しで(2週間学校が休みになるし)

7月に一回を残すのみになった。


こうやって学校に来るのもあと一回かぁー。

始めた時は次男はまだ10歳と子どもだったのに

今では、18歳、ドイツではもう成人なのだ!

そんな次男は今日は、大学入学資格試験で数学の試験を

受けている。

テスト会場は食堂の隣にあって

帰りにチラッと覗いて行ったんだけど、

みんなの集中力を散らすといけないので

遠くからそっと眺めていた。


次男が卒業するのと一緒に

わたしもお役目を卒業するのねー。

頑張ったよね、わたし。




今日はママがなかなか帰って来ないから

ワタシは淋しかったわ。


そうよねー、ごめんね、長い時間1人でお留守番させちゃったわね。



家に帰ったら、わんこから

ものすごい熱烈歓迎(顔メッタ舐め)を受けました。





これは、、、、

食堂併設の売店の売子さんが

「試験で頑張っている息子くんに❤️」って

頂いたもの。

(売り物です、お金払おうとしたら

いいのよ、って)





このマフィンね、

めっちゃデカいです。

これぞドイツサイズよね(笑)


次男の試験は明日がラストです!!