1月25日(金)。
山形中央高校野球部が、唯一の「東北絆枠」で、甲子園出場が決まりました。
ボクは野球が大好きなので、昨秋の県大会はすべて応援に行きました。
県大会準優勝で東北大会に出て、聖光学院に2-4で惜敗してベスト8止まりでした。
最終回に逆転の好機を作った粘り強さには見るべきものがありました。
東北から5校出場は史上初でしょう。
明治神宮大会で仙台育英が優勝したために東北代表が一つ増えたこと、今年だけの「東北絆枠」があったこと、など、幸運に恵まれました。
しかし、地域貢献が認められて2年前の「21世紀枠」出場があったし、今回も、震災地への地味で目立たない尽力が、高く評価されました。
野球部の、そして学校の、日常の活動ぶりが高い評価を獲得しています。
山形中央高校の、生徒も教職員も、さらに関係者も巻き込んだ、前向きの懸命な努力が実を結んだと言えます。
言わば、学校としての総合力の高さです。喜ばしい限りです。
昨年夏に中庭に完成した「甲子園戦績碑」に、早速に新たに書き加えられるのが、何ともうれしいことです。
実は、東北大会準々決勝で敗退したので、ボクは、正直、確率10%と読んでいました。
それだけに、よくぞ選んでくれたと、そして、見ている人がいるんだなあと、感謝とともに感激しています。
ボクは、寒河江工業高校監督時分に甲子園を「見学」したのは別として、甲子園は3度目です。
つまり、山形中央の甲子園出場とイコールです。
今回も、アルプススタンドで応援します。
昨年末から今年にかけて、山形中央高校は、各種目で県の代表権を獲得して全国大会に出場しました。
サッカー、ラグビー、バレーボール、と。スケートでも全国優勝を争っています。
その総決算がセンバツ甲子園です。
アルプススタンドで年度末の終業式ができる(13年前に、ボクが退職を前にして思い描いたことでした)くらい勝ち進んでもらいたいものです。