昨日は、ビクトル・エリセの『瞳をとじて』を観ようとしましたが、時間が合わなかった為、断念する事に(泣)。
てな訳で、代わりに〈シネマカリテ〉にて『テルマ&ルイーズ』を観ました。
主婦テルマと、その友人ルイーズとの逃避行劇。
1991年の作品で、監督がリドリー・スコット、ジーナ・デイヴィスとスーザン・サランドンが主演(←90年代なお二方!)て事だけは知ってましたが、観てはおりませんで…
本年2月、リドリー自身の監修により、4Kレストア版でリバイバル上映される事と相成りました☆
〈1990年代の女性版アメリカン・ニューシネマ〉と評された本作、如何なもんでしょうか…
いや~、何とも清々しいロードムービーでござんした☆
その清々しさは、撮影舞台となったユタ州モアブ市の雄大な風景と、ハンス・ジマーの音楽から来るのでしょう。
本作、当時でも響いたんでしょうが、虐げられてきた女性を扱っている為、今の時代の方が観客にグッと来る気が致します。
カーリー・クーリによる、古くさくならない脚本の功績大。オスカーで〈脚本賞〉を受賞したのも、むべなるかな。
そして何と云っても、テルマとルイーズ…ジーナとスーザン。
前述した清々しい雄大な景色と音楽とに負けない程に器の大きい2人の姿は、現実味を感じながらも映画の醍醐味を味わわせてくれます。
タンクローリーを爆破させる場面は、大爆笑♪マジ、スカッとジャパンでした!(←「スカッとアメリカ」だろ)
若き日のブラピにも酔いしれる本作、是非とも劇場で☆
そして…
明日こそは『瞳をとじて』を観て参ります~。