およそ10年振りの南座☆ | 七代目 三遊亭円楽のブログ

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昨日は、京都の〈南座〉へ。

最後に此方へ来たのは、恐らく10年以上も前になりますか…それ以来だから、大変久し振りでござんした(泣)。

お目当ては【三月花形歌舞伎】☆

中村壱太郎丈や尾上右近丈と云った若手の皆さんで以て『仮名手本忠臣蔵』の五段目・六段目を演るってんですから、非常に楽しみであります♪

壱太郎丈から「是非、観に来てください!」とご連絡がありましたからには、行かずにはいられません。

先ずは、壱太郎丈のわかりやすい解説。写真タイムもあったりして、皆さん楽しんでおりました♪

五段目・六段目は、演者の皆様方の力の入れ具合が伝わり見応え充分!

右近丈による勘平の熱量が凄く、中村鷹之資丈による千崎弥五郎の風格がお見事で、何よりも良かったのは壱太郎丈の一文字屋お才☆

あの若さで廓のおかみの貫禄を出せるとは…お手本にされたと云う片岡秀太郎丈も、泉下で目を細めていらっしゃる事でしょう(泣)。

本公演の為に作られた、七段目から十一段目の名場面をダイジェストで見せる『忠臣いろは絵姿』も実に華やかで、遊びも多く、此の公演だけでは勿体無いです☆乞う、再演♪

大変刺激を受けました。吸収したものを、本業に反映したいと思います!