
あの『ワイルド・スピード』シリーズ製作陣が作った潜水艦アクション






さて、如何なもんでしょうか…
観終わった直後に、カップルの女の子が彼氏に云った…
「展開がわかってから、凄く面白かった

…てのが、まるっきり王ちゃんも同意件でして、ホント「展開がわかってから、凄く面白かった」

潜水艦映画ってほぼ灰色で展開されるし、誰が誰だかもわからないし、序盤は大層困ったんですが、ロシアの艦長を救出してからは、作品の世界に思いっきり潜り込みます…つまり、のめり込みます

男達の友情ドラマに胸が熱くなるのが此の映画最大の魅力なんですが、更にそれを盛り上げてくれるのが、往年のアメリカ映画のような洒落た台詞の応酬



新入りの米兵が足を撃たれた時に、仲間が…
「しばらくマラソンは無理だな」
…って、当たり前やないか~い

あと、その新入りが絶体絶命の時に、上司が助けに来てくれるんですけど、そこで新入りがキュンとしながら「戻ってきてくれたんですか?」と聞くと、事も無げに上司は…
「ああ、腹ごなしにな」
…と返す刀に、めちゃくちゃキュンキュンしました



グラス艦長(ジェラルド・バトラー)とロシアのアンドロポフ艦長(ミカエル・ニクヴィスト)との間に友情が生まれ、袂を分かつ時にアンドロポフが…
「あなた程、豪胆な艦長はいない」
と云うと、グラスが…
「いや、私の目の前にもいる」
…って返したのも良かったなァ

音を立てちゃいけない場所を潜水艦が通る場面で、私は思わず「はゥ


とにかくドキドキさせられっ放し




最後に…
リンダ・カーデリーニが美し過ぎる

