昨日は、根津の〈池之端しのぶ亭〉にて【こっそり王楽】でした
昨夜の一席目に『鈴ヶ森』を演ったんですが、私は一之輔さんに教わりましたけど、一之輔さんは喜多八殿下に教わってました
『鈴ヶ森』は、喜多八殿下の十八番中の十八番
私が二ツ目の時分、とある落語会を勉強しに行った時、通好みの実力派が居並ぶ中、トリが喜多八殿下だったのであります。
演ったのが此の『鈴ヶ森』で、その日一番の爆笑をかっさらっておりました
浅草コントのような噺で他愛もない(?)ネタなので、決してトリで演るような噺ではないにも拘わらず…
あの日の舞台ソデで、殿下の圧倒的な実力を改めて思い知らされました。かっこよかったなァ?合唱…ちゃうちゃう、合掌。
さて今日は、昼が亀戸の【梅屋敷寄席】で、夜が楽八の二ツ目昇進披露でござんす頑張るぞ