
舞台は、米ソ冷戦下の1950年から1960年代

ソ連のスパイ・アベルの弁護を任されたジム(トム・ハンクス)は、その事をきっかけに、ソ連に捕らえられた米国人スパイとの交換交渉と云う大役をも任され…ってな話だわさ

監督は、スティーヴン・スピルバーグ
…脚本は、ジョエル&イーサン・コーエン
…そして主演は、トム・ハンクス
…色んな意味で、映画界最高の組み合わせだぎゃ~



さて、如何なもんでしょうか…
アベルの静かなスパイ活動のオープニングから、一気にスクリーンに釘付けになりました

熱い男ジムと「不安はないのか?」「(不安になったところで)役に立つか?」と返すクールな男アベルとの〈友情物語〉が堪らない

序盤に仕込んであった2人のやり取りが、クライマックスに一気に噴出するのヨ

アベルの「ジム、もうひとりの学生が現れるまで待つのか?」からの、序盤にアベルが仕込んであった〈不屈の男〉の一言…
からの「ぢゃあ、私も待つ」の、アベルの友情と心意気…
大役を果たし帰宅した直後、ベッドで泥のように眠るジムの姿…
いずれの場面も、ハンパなく感動させられました


またアベルを演じたマーク・ライランスが最高なのよ

電車から見たベルリンの壁の射殺をふっといて、帰国後、同じく電車から見た悪ガキどものフェンス乗り越えもグッド
未来ある学生を助けた事にも通じてますし

然し、矢っ張りスピルバーグは凄いなァ…皆さん、是非とも劇場で御覧ください
