【映画見聞記 vol.517】 | 七代目 三遊亭円楽のブログ

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昨日は〈新宿武蔵野館〉にて『フルートベール駅で』を観ました電車

タイトルから『世界の車窓から』のような長閑な作品を推察してたら、全然違いました…

2009年のニューイヤーズ・デイに…日本で云うところの〈元旦〉に、そのフルートベール駅で以て、当時22歳の黒人青年オスカー・グラントが鉄道警官に射殺された事件を映画化映画石丸謙二郎さんの声は聞こえそうにありませんハートブレイク

本作は【サンダンス映画祭】で〈作品賞〉と〈観客賞〉をダブル受賞されたそうなニコニコパー

監督・脚本は、まだ27歳のライアン・クーグラーカチンコさて、如何なもんでしょうか…

前日のニューイヤーズ・イブから亡くなるまでを、余計なものをつけずにストレートに語っているから、素直に胸打たれます。85分と云う上映時間も奏功してます。

ポイントは、オスカー・グラントにタチアナと云う幼い娘がいた事。誰が観たって、警官に憤りを感じます。

響いたのは、オクタヴィア・スペンサー演じるオスカーの母親が遺体をガラス越しに見つめ「ひとりぼっちで可哀相、抱いてやりたい」と呟く場面。

それにしても「テーザー銃と間違えた」とか云って、撃った警官がたったの懲役11ヶ月とは…あ、テーザー銃ってのは、スタンガンの一種だそうな…本当に腹が立ちますプンプンむかっ

ところでオクタヴィア・スペンサー、誰かに似てると思ったら女子フィギュアの鈴木明子さんでしたにひひ