

独演会…【天狗道場・特別編】が終わった明くる日、朝早くから北海道は函館へ向かいました。
〈函館市議会議員〉である三遊亭洋楽師匠(先生)に、しばらくぶりに再会…と思ったら【大銀座落語祭】で会ってたんだ。
洋楽師匠が入門されたのは、昭和60年(1985年)。私が、小学2年生の頃でした。
私が小さい頃から、ずっと可愛がって下さっている洋楽師匠。親戚のお兄さん…否、ホントのお兄さんと云っても過言ではありません(←過言かな?)。
相変わらずお元気そうで、爺は嬉しゅうございました。
ともかく〈政治〉に関わるようになられた師匠は、私が云うのも何ですが、以前より顔付きが引き締まりました。
例えるならば〈静かに獲物を狙う狼〉と云った感じでしょうか?
何と云いますか…「オレは小さい事には動じない」と云う雰囲気が、びしびし伝わって来ました。何でも〈函館の狼〉と呼ばれているそうです。
…しかし、そんな師匠に大事件が起きました。
落語会の終演間際になって…
「(自分の)ジャージがない!」
と叫びながら、会場や楽屋をうろうろしておりました。〈函館の狼〉が〈函館の羊〉に変身しました。
「何でジャージがないだけで、そんなに狼狽するんだろう?」と思っていたら、車の鍵がポケットに入っていたそうです。
終演後に見つかりました。どこにあったかと云えば、開演前に舞台上に自分で置かれたそうです。正に、自作自演。
ポケットに入れていた洋楽師匠に、私は云いたい…
「ぽけっと(ポケット)してんぢゃねえよ」
洋楽先生に敬礼!