信州木曽 黒川郷道祖神
木曽から開田高原へ向かう途中に道祖神が点在する黒川郷なる360度を里山で囲まれた原風景とも感じる場所があります。
ちょっと歩いていたら手を繋いでいる夫婦みたいな可愛らしい道祖神が見つかりました。
享保と年号が読み取れたので調べてみたら1801~1804年と言うたった4年間の元号の間に作られていて徳川家斉が将軍の時代と分かりました。
1867年の大政奉還の65年前…今から218年前にこの原風景の中で作られたのか…と思うと、360度の里山のパノラマの真ん中で200年の時の流れが自分の身体の中を一瞬にして吹き抜けるような不思議な感覚を感じました。
近くへ行く機会があったら一度訪れてみてはいかがでしょう。