働き方改革 第二ステージ | 『社長の一文』

働き方改革 第二ステージ

アリとキリギリスの寓話…夏の間、”働いていたアリ君”と”歌って遊んでいたキリギリス君”が冬どうなったか…?ベースから改変がいくつか派生しているようですが、原話は冷酷にもアリ君は「君は夏の間、唄を歌っていたのだから今度は踊ったらどうだい?」とキリギリス君に言って食べ物を分けなかった…結果、キリギリス君は飢えて死んでしまった…と結んでいるようです。

 

働き方改革の第1ステージ

改革改善の積み重ねで生産効率を高めて時間短縮を実現したとして…働く人々は残業時間が減少し休日数が増え、プライベートの時間がこれまでより増加したら…さあ次どうする!

 

働き方改革の第2ステージ

これまでより増えたプライベートの時間をどう使うか…?

誰もが1回だけの人生を価値あるものにするためには戦略的に計画を立てて取り組む必要があります。

 

昔の人は言った…「遅くはない、人生は何度でもやり直しができる…君はまだ若いのだから…」

これは絶対的に嘘だと思います。

時間は戻すことはできません…人生はやり直しが効かないただ1回だけの真剣勝負ではないでしょうか?

だから、増えた時間を自分磨きに投入して学んでやがて訪れるチャンスに備えるべきだと思うんです。

これが多分、働き方改革の第2ステージであり人生百年時代を迎えて生き方の戦略の基本だと最近思うようになりました。

 

アリ君も夏の間、何も四六時中働いていたのではなく、休憩もしただろうし、少しは仲間と戯れて遊んだだろうし…きっとバランスが大切なんだと思う。

 

一生の中でいつ集中的に自分は最大の苦労に取り組むのか…そこを覚悟して人生百年時代を十年単位、5年単位、3年単位…で戦略的に計画を立案するのがとても大切になりつつあると感じる今日この頃です。