感謝とは | 『社長の一文』

感謝とは


感謝の気持ちは大切だけどその気持ちを伝えようとすると実は「自分はこんなに感謝する人間なのです」と相手の心に土足で乗り込んでその感謝を押し付けてしまう行動になります。

つまり多くの場合自己満足が多いと思うのです。

なので感謝は一言の「ありがとうございます」で丁度いいのではないかと思いませんか?

また感謝ってなぜか上から目線にも感じますので、意外にも感謝する人間より感謝される人間になりたいものだとも思います。

4月から新社会人が入社されます。

どのようにトレーニングさせて頂くのが良いか…

どうやら社内の考課者会議で以下の通りに落ち着きました。

1. まず周囲に“迷惑”をかけない!

2. 仕事の“基本を早くマスター”してもらう。

3. “スピーディー”に仕事ができるように努力をしてもらう。

4. 時間に“余裕”が持てるように慣れてもらう。

5. 持てた余裕で何かに“気づける”ように感度をあげてもらう。

6. “気づき”を生かして“気配り配慮の行動”をする。

7. 更に“気づき”を生かして“感謝”する。


但し“感謝”は自分の大切な気持ちなので安易に言葉に“感謝”と押し付けずに素直に「ありがとうございます」と控えめに気持ちを静かに伝える。

学校では「感謝できる人間になれ…」と教育されますが、他人にどうすればまず迷惑を掛けないのか…その経験もなく知らないで本当の感謝の気持ちを持てる人間になるのはかなり困難だと思うので当社では「まず迷惑をかけない」ここから社会人としての第1歩を推奨したいと思っています。