基礎工事が順調に進んでいる。

コンクリートが固まるまでには膨張や収縮など複雑な化学変化があるのだそうだ。それらをコントロールしてヒビ割れなどを最小限にするらしいが、最初にそれを発見したり発明した人は人類の生活を根本から変えた偉人だと思う。

よくよく考えてみると地球は偉人で溢れている。



12/15、今朝遂に信州伊那は雪で白くなった。大気が澄んで空は朝から真っ青になり朝陽が眩しい。


父の一周忌を終えたある日、母が風邪を引いて一週間も寝込んでいると言うので家内と様子を見に隣りの実家へ行った時のことです。


『今日は日曜日だから明日、病院へ連れて行ってあげようか...』と聞くと、『明日は歯医者に行く予定だったけど、歯は延期にして風邪を重盛先生に診てもらおうと思うけど、歩いて行けるから大丈夫...』と笑いながら話してくれた。『じゃあ、気を付けて行って来てね』と言い残して玄関を後にした...暫くして何となく振り返ったら母が私達二人に両手を合わせて何かを呟きながら頭を下げていた。私達も頭を下げた。


辛いだろうし、寂しいだろうけど、孫達の未来が見事までに光り輝き出すまで元気で長生きして欲しい。





静岡県知事がOKしてから開通まで最短で10年掛かるそうだ。80歳まで生きないとリニアに乗れないと言うことだ。最近は、それまで生き延びて100歳まで生きたいと考えている。そうすれば三洋グラビアの百周年を見届けられる。あと35年か...まだまだ色々できるし、やることがいっぱいだ。家族や友人達と一緒に楽しく過ごしながら100歳を目指したい。そのためには健康とある程度のお金の蓄えが必要だ。...大丈夫かな?







当たり前だが何事も基礎が大切だ。

グラビア印刷機やラミネート機は30〜50tに及ぶ重量で尚且つμ単位の精度が求められる機械設備だ。


なので、工場の床精度は非常にシビアであるし、床のひび割れなどは食品包材の製造工場でもあるため高い要求事項に覆われている。


だからこそ基礎工事には細心注意が必要でヤマウラ様はそれを良く理解して頂いていて有り難いと感じている。


コンクリート打設まで冬将軍が雪を撒き散らすのを我慢欲しい。


それにしても、もう12月だ。

昨年12月6日に創業者の父が逝去し1年が過ぎる。解き放たれる矢と飛び立つエナジー達はこれから音を立てて動き出すだろう。止まっていた事柄が物凄いスピードで加速する。甘えは通用しない。是々非々で理想のあるべき世界がもうそこまで来ている。あと少しだ。頑張る💪




定年を迎えられて感無量でおいでかと思います。堀口様におかれましては、長い長い営業畑で様々な困難と闘いながら今日まで本当にお疲れ様でした。これからは東京で一兵卒として働かれるとのこと。当社でも定年後の再雇用となる皆様の働き方モデルとして非常に参考になるお話を拝聴できました。これから内藤様にはお世話になりますが改めて宜しくお願い致します。



35年前は日本にホームレスと言った人々が存在していたが今は目にすることはなくなった。


一方、中国の大都市周辺に昔はホームレスを目にすることは無かったように思うが、今は日本と逆に社会主義国家なのに目にする現実がある。


これは何を意味しているのだろうか...


日本が社会保障が分厚くなり失業保険は勿論だが年金制度など働かなくても生きて行ける国になった...一方で中国は働かなければ生きて行けない国になったのではないかと思う。


どちらも行き過ぎで、この先は行き詰まるのが誰にも見えている。この閉塞感に対して現政権は高い支持率で突破口を開ける期待が持たれているのかも知れない。


つまり働く人々が余りに報われなさ過ぎる国になってしまっていて...これから揺り戻しが始まるのではないかと感じる。


と言うことは働かないで生きて行こうとすると...これから数十年後はホームレスとなり物乞いをしするようになり、一方で一生懸命に働いた人々は余生を謳歌できる時代になって行く...


世界を見ているとそんな気がして来る。




これは創業者の父、原章氏が2006年の71歳の時に描いた油絵だ。伊那美術展入選作でタイトルを『刻日ー2(亀の子)』と名付けられている。


なぜか...父が残してくれた数多の作品の中で私にはもっともグッと来る何かを18年前から感じていた。


昨日、A社長と話していると、とても丁寧に『創業者の人々は自分の作った会社をまるで自分の身体の一部のように感じている...と聞いたことがあります』と語ってくれた。


ただ私は父から『俺にとって会社は俺そのもので俺以上のものだ...』と聞かされることが度々あり、『何を会社を私物化するみたいなことを言っているんだ...』と若造の私は反発していた。


今朝、偶然に″刻日″とは中国語では″keri″と読むと知った。この絵に描かれている母親の背中で眠っているのは″私″らしい。この絵の謎解きが少しだけ進んだ気がする。


会社中の至る所に父が仕掛けた謎が散りばめられている。今頃、きっと天国で悪戯っぽい微笑みを浮かべている気がする。





JIS規格31000としてリスクマネジメント-指針 と言う規格がある。企業活動のみならず世の中はあらゆるリスクに囲まれている。そしてリスクは増える一方で決して自動的に減ることはない。


だから自分たちには一体どんなリスクに囲まれているか丁寧に拾い出して適切な回避策や未然防止策を準備する必要がある。


会社だけでなく一人の人間としても自分は一体どんなリスクに晒されているのか時には冷静ならなければならない。


心身の健康、仕事や収入、家族や友人、職場の人間関係、交通事故、、、そんなこと考えていると隕石が落ちてくるかも知れないし、、キリが無い。保険でカバーできるのはほんの一部に過ぎない。


とにかく出来るだけ予めリスクを適切に拾い出して真面目にちゃんと回避や万一の対応策を準備していないと幸福になれないような気がする。









今日は紗奈さんとラウンドした。10歳にしてゴールドティからであるが37+44=81の見事なプレーから沢山の学びを頂いた。


スウィングの技術的なこともあるけれど2〜3ヶ月前からメンタルが凄く成長されている。10才の女の子らしいあどけない表情や仕草からルーチンからアドレスに入ると空気に小さな変化を肌身で感じられる。


ゴルフを通じて様々な人々との触れ合い交流から獲得している一人の人間として質実剛健的に成長されている姿が眩しい。


自分も輝く瞳を挑戦する生活習慣から取り戻したい😉



これから講演会が始まった。


日本政策金融公庫『中南信中小企業懇話会』の主催による講演会だ。


演題『長野県内企業に期待すること』〜ヘルスケア事業の経験も踏まえて〜

講演者 佐藤慎次郎氏

経歴 1960年生まれ 東大経済学部卒 米デューク大学MBA取得、現エネオス入社〜2017年からテルモCEO、2024年〜長野県立大学理事長

素晴らしい資料と深い洞察と経験、そして1兆円企業を陣頭指揮で育て世界で活躍する真のグローバル企業の姿を垣間見れたのは大きな刺激となった....


しかし聴講していた経営者各位の心を震わせたのは講演の結びに突然に自分の座右の銘は...と話された内容だった。


それは『ATM』明るく、楽しく、前向きに、との紹介だった。内容に感動させられた。ブログで文章で伝えるのは極めて困難だが...敢えて紹介させて頂きたい。


経営者も人間だ、だから暗くなる時もある、不満を口にする時もあっていい、誰かを疫病神に感じる時もあるし、思わぬ労災事故に見舞われたり、大切にしていた社員に裏切られたり、自分の可愛い大切な子共が心底苦しんでいる姿に打ちひしがれる日々もある。KPIを掲げて胸が潰れそうなプレッシャーと一人で戦う日々、朝から晩まで『必達』と叫ぶ日々、それが経営者だ。


既に多くの人々が薄々気づいている。

いつもいつもATMと考えなくてもいいのだ。

本来、人間には人を助けたくなる本能がある。


会社を成長させる経営者に共通しているのは、尋常じゃない辛く苦しい時ほど『ATM』になれるパワーがある。普段は辛く苦しい顔を見せているが、本当に辛く苦しい時に『明るく-楽しく-前向き』の表情を自然と見せているものだ。静かに和かに語られた。


なぜか不思議に涙が溢れた。


経営者は街角のATMとは訳が違う。

経営者でなくても誰でも人は皆んな同じだ。

辛い時こそATM『明るく-楽しく-前向きに』を自然に心に灯したい...


今日は新しい魔法の言葉を学べた。