パパが三葉虫にかかわるようになったのは誠に偶然です。それまでは三葉虫はおろか化石にも関係ない、ソニーでエンジニアとしての人生を歩んできました。

初めての出店は第2回池袋ミネラルショー。きっかけはアメリカツーソンでたまたま通りかかった店がモロッコの化石屋で、店主に「コレは蜘蛛の化石?」と聞いたところ、それは有名なDicranurus という三葉虫だとのこと。

感心してみていたら彼に「コレ日本で売らないか?」と言われ、そばにいた我が伴侶にどうするか聞いた所「やろう!やろう!」と言う。

それまでは化石のマーケットがあるなんて全く知らなかった。それが2月に初めて化石屋に巡り合い、それから10ヶ月後の12月に池袋のミネラルショーで三葉虫屋デビュー、29年前。

もちろん相場もわからない。「コレは五千円?五万円?五十万円?」と悩み、中を取って五万円としたら、通りかかった人が「安い!!買う!」と言う。「しまったもっと高くすべきだったか!」。

 

後で知ったが、その方は有名な三葉虫のコレクターさんであった。というのが三葉虫屋の始まり。

 

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