モロッコのミント茶。本当に美味しかった。
湯呑みにぎっしりとミントの葉を詰め込み、そこに紅茶を注ぎ入れ、たあっぷりの砂糖で甘くする。顔を近づけると、爽やかなミントの香りに包まれ、疲れが吹っ飛ぶ。 親切なモロッコの人達は、どこに行ってもミント茶をだしてくれる。もちろん、砂漠のテントでも。 でも、そこでふと心配が頭をよぎる。 「果たして、水の乏しいこの場所で、湯飲みはどう洗っているのだろうか。」「誰かが先に飲んだままなのではないのだろうか。」 いかんいかん! 折角のおもてなし、そんなことを考えては! 一か八か、迷いを振り払い一気に飲み干す。
ああぁ、やっぱり、美味しい!
日本に帰ってからもあの味は忘れられない。 「そうだ、自分でもミント茶を淹れてみよう!」 しかし、何度やってもうまく行かない。ミント葉を買ってきて淹れてもダメ。ならばと、自分で育てたミントを使ってみたが、これも違う。 いまだにあの味を再現できない。 ミントの葉の種類が違うのだろうか、、、。
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