人に影響を与えるのは“何を”より“誰が”より“どれだけ●にしているか” | ライバルがいない道を歩く技術「ビジネスメンタリズム」

ライバルがいない道を歩く技術「ビジネスメンタリズム」

あなたの授業やセミナーがエンタメ性溢れる「魔法の授業」に変わる!本格メンタリズムを駆使したエンタメ講師、日本唯一のビジネスメンタリスト®が魔法の授業のコツを書き連ねています。
※メンタリストとはメンタルマジックを行うマジックパフォーマーの事です。

私もよく使っている言葉で、 
 
「何を言ったかじゃない、誰が言ったかが大切なんだ!」
 
という言葉があります。
   
「一番良い学びを得るためには、“その道の第一人者”から学ぶことだ」
 
という言い方をすることもあります。
  
コーチング、カウンセリング、マジック、メンタリズム、催眠、コミュニケーション・・・様々な勉強をしてきましたが、やはりその業界で、そのジャンルで一番だと思える人(会社)から学ぶことは大切です。
  
だから講師たるもの、自分が専門家としての信用を得られるだけの勉強と経験を積まなければならない、ということなんですが、これはセミナーの中での話し。
 
これをもう少し大きい範囲(世論、社会現象)で影響を与えようとするとどうなるか。
 
それが、「何を」ではなく、「誰が」でもなく、
 
「どれだけ耳にしているか」
 
ということです。
 
人はある特定の意見を、メディアで目にしたり耳にしたりしていると、その情報の出どころはどうでもよくなり、
 
「この意見はよく耳にしているからきっと正しいのだ」
 
という判断になっていきます。
 
自分の話の最中に相手から、
 
「あ、その話聞いたことがある!」
 
と言われたらその人はもうほとんどその話を信じます。
  
1人が100回言うことと、100人が1回ずつ言うことに差はなく、相手にとっては、
 
「誰だったかは覚えていないけど、自分はたくさん聞いた話だ」
 
という記憶だけが真実になります。
 
なぜ本を出版している人の意見を信用してしまいたくなるのか。
 
なぜ新聞などの活字には説得力があるのか。
  
なぜ私は定期的にFBで情報を発信しているのか。
 
それは「社会的に普及している言葉=正しい」と思ってしまう心を利用しているからです。
  
あなたの意見で相手を動かそうとしたら、あの手この手を使って繰り返し発信し、「聞き慣れた」言葉にしていくことが一番の方法なのです。