MIHO MUSEUMの会員に
先日、滋賀県信楽にあるMIHO MUSEUMの会員になった。これは約15年ぶりのことである。
同美術館は、1997年11月にオープン。記憶が正しければ、その後約1年半の間に、10回は足を運んだと思う。
設計は、中国系アメリカ人のI.M.ペイ氏。
ピンと来ないかもしれないが、フランス・ルーブル美術館のガラスのピラミッドを設計した人といえば同氏だ。
当時メール交換していた香港の方が同美術館へ来られ、そこで初対面したこともある思い出もある。
それからしばらく記憶から消えていたが2007年に開館10周年の特別展に家族と、その翌年秋は1人で蕪村展へ行った。
そして、今回の入会申込みにつながっていく。。
その決定打となったのは、秋篠宮ご夫妻が13日にサントリー美術館で開催中の「若冲と蕪村展」を見られたこと。
知ったのはSNSだったが、写真をみると、MIHO MUSEUMの館長がご一緒。“ご案内係”だったようだ。
これが私の心を動かした。ついそのすこし前に、展覧会のパンフレットをもらってたから。要はタイミングが良すぎた。
ちなみに同館所蔵で好きな美術品は、南館ではガンダーラ仏の立像。心が落ち着き、ずっと眺めていたくなる像。
北館では、耀変天目のお茶碗(中国・宋時代)だろうか。なにか印象に残っている焼き物である。
知っている宮司は、MIHO MUSEUMのことを「寄せ集め」と評価していたが、、、私は好きだ。
歳を経るほどに日本の文化のよさを感じる中、今夏、同美術館で開催予定の「若冲と蕪村展」に行ってみたい。
何はともあれ、次に訪れるときは、誰かと一緒にと思っている。
(編集後記)
来月、徳島・木屋平村の三木家資料館へ行くことを計画中。
三木家は、阿波忌部氏の直系で現在、28代目。
麻織物のアラタエはじめ、勉強のためです。