アラサー初産婦、普通分娩の出産記録 | santoshavillageのブログ

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毎日ごはんと女の子育児

人生で最も大切な1日となった、出産当日の記録です。

おしるし

初産婦は予定日より遅れやすいという前評判を聞いて、のんびり構えていた38週のある日の朝、お手洗いに行くと出血が、、

これは、、おしるしか?!

 

おしるしだ、、!!

 

予定日より2週間早かったので「おしるしが来たら一般的にいつ産まれるのか?」をネットで検索。

 

何回も検索。

当日かもしれないし、1週間後かもしれない。

 

内心動揺しつつ、お昼は旦那さんととある有名なおうどんやさんに行きました。毎日たくさん歩いていたけど、この日はお腹の張りが強くなってる感じがしてあまりたくさん歩きたくなかったです。

 

破水

そのまま夜になって、映画を見たりしつつ、陣痛ではなさそうだけど張ってるなーという感覚。夜中に産まれるより日中の方がラクそうだなと思い、そのまま寝ようと試みました。

 

ところが、深夜、軽く汗をかく感じの腹痛到来。これは、、陣痛、、、??!!陣痛っぽい。それでも現実から目を背けて陣痛の間隔を測るわけでもなく、寝ようと試みたわたしだったのですが、、さすがに起きてしまい、お手洗いに行ったところ、水っぽいものがびしゃーっと。

これは、、破水か?!

 

破水だ!!

 

急いで病院に電話をかけ、夫を起こしてタクシーを呼んでもらい、荷物を持って産婦人科に。この段階では静かに耐えられる程度の痛みでした。

 

いざ分娩台へ

診察してもらったら実はすでに子宮口が4cmぐらい開いていて、このまま出産だね、と。

 

わお。お誕生日が確定した瞬間でした。

 

引き続きなるべく痛いって思わないように、呼吸で痛みを逃すように意識をして、心の中でお腹の赤ちゃんに大丈夫だよ、好きなタイミングで出ておいで〜って話しかけていました。

なんとかやり過ごすこと3〜4時間。

診察してもらうと子宮口は全開になっていて、ここからは1~2時間で産まれるよと言われ、立ち会い予定の夫招集。

ここまでは経産婦さん並の速さだったとのこと。

 

ところがどっこい、、赤ちゃんはお股に頭挟まったままなかなか出てこなくて、ここから呻き続けること3時間近くが経過したのでした、、

 

産まれた!!

フリースタイル分娩で好きな体勢になっていいということで、横向きになっていたので陣痛の合間はうとうとしたりもしていて、あれもうそんな時間?!という感じだったのですが、最後はさすがに辛いし疲れたあああ〜〜腰砕ける〜〜限界〜〜〜と思いつつ力を振り絞ったところで、

 

どぅるんっっ!!!

 

ありがとう神様。

産まれたとわかったら安心して、わーんと声を出して泣きました。カンガルーケアで胸に抱いた時の感動は忘れられません。

10ヶ月お腹に抱えた我が子をこの胸に抱いているなんて。

 

ちなみに、最後の方はお股に頭が挟まっていたので、お股に手を伸ばして赤ちゃんの頭触らしてもらったのはなんとも言えない感覚でした。

 

結局予定日より12日早かったのだけど、しっかり3000gちょっとあって、お腹の中にいるときに3000gぐらいで出ておいで〜っていつも話しかけてたの聞いてくれてたのかなぁ。

しかも、出てきたら臍の緒がたすきがけみたいになっていたらしく、苦しくならないように赤ちゃんが調整しながらでてきたんじゃないかな、と先生が教えてくれました。赤ちゃんは思っている以上に色々とわかってるのかもしれない。

 

産まれたあとは、お腹をぐりぐり押されるのだけど、これが気持ち悪くて、痛くてびっくり。子宮の収縮を促して胎盤を排出させるためだそうです。胎盤はあとで見せてもらいました。国や地方によっては胎盤を食べる人がいるってびっくり。

 

何はともあれ無事に産まれてくれてほんとうによかった。

赤ちゃん、手を握って力を貸してくれた夫、先生、取り上げてくれた助産師さん、みんな本当にありがとう。

 

また産みたいと思えるお産でした。

感謝の気持ちでいっぱいです。