昨日は「溝の口」で、ピアノコンサートとドイツ料理 | santos008jpのブログ

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 昨日は、洗足学園前田ホール、友人の招待で松谷卓さんのコンサートに出かけた。松谷さんと言えば「劇的ビフォー・アフター」の音楽で有名だが、他にも映画「今、会いに行きます」や「県庁のほし」「君の膵臓が食べたい」等の音楽を手掛けている。特に、「劇的ビフォー・アフター」のテーマ曲「匠」は、葉加さんの「情熱大陸」加古さんの「パリは燃えているか」ヨーヨーマさんの「リベルタンゴ」などと共に「BEST of image」に収められているので凄い音楽家と言える。 

 最近、散歩のお供は、殆ど重厚なクラシック音楽(たとえばピアノなら・・・ベートーベンの「悲愴」・リストの「ハンガリー・ラプソディー」ショパンの「セレナーデNo1・20」ラフマニノフの「ピアノコンチェルトNo.2」など)で目を覚ますようにしているが、昨日はその対極にある音楽であった。松谷さんは冒頭「このコンサートは、お客さんを如何に心地よく眠りに誘うかを心掛けて・・・」などと聴衆に語りかけていたが、まさにそんなお人柄が滲み出た優しく・心地よいコンサートとなった。しかし、そんな中でも「エカテリーナ」という楽曲は、スタインウェイ&サンズを力強くタタキまくるスタイルになっていて素晴らしかった!この曲が「ワタシ的」には一番シックリ来る演奏となっていた。松谷さんの音楽は映像作品のバックで流れる事が多いので、「先ずその作品の事を考えて」と言うスタンスで作曲を心掛けていらっしゃる事が多いと思う。其れこそプロの態度だし、本領で或ると思う。しかし、失礼を承知で言わせて戴けば、時に「画を凌駕する」音楽が有って良いような気もする。・・・例えば、伊福部さんの「ゴジラ」や菅野光亮さんの「宿命(砂の器)」・芥川也寸志さんの「八甲田山」「八つ墓村」の様に・・・、「エカテリーナ」を聴いてそう思った。

 

 

 さて、コンサート前に昼食をとったのだが、洗足学園のすぐ向かえにドイツ料理の「カッツロイファー」と云うお店だ。昨日は、定番のプレッツェルとソーセージのセットをいただいたが・・・まさに本物の味であった。次は「シュペッツレ(ショートパスタ)」をいただきたい。