身体表現の極み。上野水香(東京バレエ団)の「ボレロ」(よこすか芸術劇場) | santos008jpのブログ

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 ボレロと言えば映画「愛と哀しみのボレロ」。クライマックスのモーリス・ベジャール振り付けによるジョルジュ・ドンのダンスだ。その力強い踊りと肉体美によって男性ソリストの存在を世界に印象着けた。私自身、そのベジャールの振り付けを女性が演じる事は想像しがたい思いであったが、ダンスが始まって約20分後・・・あまり積極的にしたことの無いスタンディングオベーションをしていた自分がいた。バレエやダンスパフォーマンスを殊更に「身体表現」などと言う事に些か抵抗を感じていたが、正直、「これをそう呼ばずして何を?」と言う感じであった。

 

 今日の上野さんは、第1部で「白鳥の湖」から第2幕のオデット、そして第2部では私の大好きなショパンのノクターン20番(バイオリン演奏に編曲)に合わせ、そして最後に「ボレロ」と言うことで、私自身もテンション爆アガリと言ったところだった。